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オワコン回避できない! AKB総選挙、無名メンバー速報1位は「盛り上がらない最悪のシナリオ」と嘆き

オワコン回避できない! AKB総選挙、無名メンバー速報1位は「盛り上がらない最悪のシナリオ」と嘆きの画像1NGT48公式サイトより

 第9回AKB48選抜総選挙の速報結果が5月31日に発表され、NGT48のチームNIII副キャプテン・荻野由佳(18)が、指原莉乃や渡辺麻友といった人気メンバーを抑えて、5万5,061票で1位となる大波乱の幕開けとなった。

 5月31日発売のAKBシングル「願いごとの持ち腐れ」(キングレコード)の購入者ほか、48グループ公式モバイルサイト会員などの投票によって、順位が決まる今回の総選挙。投票期間はCDの店着日である5月30日から6月16日までで、初日の投票結果が速報として発表された。

 一般的には知名度ゼロに等しい荻野が、2位の松井珠理奈に2万票以上離しての1位獲得という快挙だが、一方で不正投票の疑いが出ていた。

 AKBグループ公式モバイルサイトの会員は1アカウントあたり1回だけ投票可能で、2回目以降投票しようとすると「すでに投票済みです」とのメッセージが出るようになっている。しかし、31日の時点で、NGTモバイルサイトについては、2回目以降の投票でも「投票完了画面」が出るようになっていたのだ。

 この不具合は同日中に修正され、6月1日にAKBの公式サイトでは「すべてが厳正な監視の下、公正に投票が行われていることをご報告いたします」と、不正投票はなかったとの声明が出された。

「公式としては、NGTモバイルサイトでの2回目以降の投票は反映されていない、ということのようです。確かにその通りなのかもしれませんが、これまでほぼ無名のメンバーがぶっちぎりで速報1位になったことなどないので、不自然なのは確か。公式見解を信用していないファンも多いでしょうね」(AKB事情に詳しい芸能関係者)

 荻野は、NGTのメンバーになるまで何度もAKBのオーディションを受けては落ちてを繰り返してきた苦労人だ。以前から荻野を知るアイドルファンはこう話す。

「オーディションを受けるようになる前は、一般のファンとして現場に足を運んでおり、当時からアイドルヲタとのつながりもあるはずなので、そのあたりの支持層から、多くの投票を得ているんだと思いますよ」

 不正投票の話はさておき、AKB関係者としては、無名のメンバーが1位になってしまった事実に頭を抱えているという。

「若手メンバーの知名度がまったく上がらない最近のAKB48では、指原莉乃や渡辺麻友といったベテランメンバーが頼みの綱。テレビ局やスポンサーとしても、人気メンバー以外は起用してもメリットがないという判断なんです。つまり、荻野が速報1位になったとしても、ビジネスにはまったくつながらない。関係者は“最悪のシナリオ”と嘆いていますよ」(広告代理店関係者)

 ちなみに、昨年の総選挙では、渡辺麻友は速報1位で指原莉乃が速報2位。それが最終結果でひっくり返るという展開だった。

「注目の若手がいない上に、今回の総選挙では山本彩や柏木由紀といった有名メンバーも参加していない。そうなると、もう世間一般に目を向けてもらうには、指原と渡辺の戦いしかないんです。もちろん、荻野がこれをきっかけに大ブレークすればいいのですが……。選抜総選挙はAKBグループの屋台骨ですからね。とにかくこのままオワコンになってしまわないように、運営サイドには何か盛り上がる策を出してほしいです」(同)

 開票イベントは、6月17日に沖縄県の豊崎海浜公園・豊崎美らSUNビーチで開催。AKB48グループの未来を占う、大事な1日となりそうだ。

最終更新:2017/06/03 10:00
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