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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『孤独のグルメ 』胃袋が大混乱

『孤独のグルメ Season6』第8話 中華系の羊……? 想像のつかない味で視聴者の胃袋が大混乱

 いろいろとメニューを読むゴローちゃんですが、中華料理ならではの、文字だけでは想像できないもの多数。「アウトオブ想像力……」という言葉が出るのも当然です。

 かくして、ようやく決まったファーストオーダーは、ラム肉と長ネギ炒め、ラム肉焼売、白身魚とラム肉のスープ、白いご飯。加えて、オススメの3番。そこに薬味の醤も3種類まとめて注文です。

「吉と出るか、凶と出るか……」

 いやいや、いつも大満足で食べているんだから、今回も大丈夫でしょ。

 果たして、この店、配膳は結構早い。瞬く間に注文したメニューがテーブルに並びます。

 ここで気づくのは、けっこう白いご飯の量が多いこと。この時点で早くも頼みすぎているような気も。

「おお、すごい。テーブルに羊の群れだ」
「まずは、大将から頂こう」

 箸を付けるのは、ラム肉と長ネギ炒め。

「おお、よしよし、中華の炒めもの界に、まだこんな逸材が隠れていたのか……」

 これは、ご飯も進む味。見るとご飯は、麦ご飯ではありませんか。

「やっぱりドンピシャ、麦飯ってのも案外いいぞ……」

 ああ、とんでもないスピードで、ご飯が……。

「ほうら、これは間違いないヤツだ」
「ここで醤投下……」

 長ネギ炒めに投入されるのは、山椒しょうゆ。

「初めてだが、使える……」

 今回のゴローちゃん。スゴく駆け足で満足に至っている感じです。

 続いて手を付けるラム肉焼売は、黒酢で。

「こいつはたまげた。いわゆるシュウマイとは別物。こいつは確かに羊、だがうまい……」
「ラムで点心。そんなワザがあったのか、まるで底なし沼だ」

 ううむ、見ているほうは、まったく味が想像できません。ただただ、うまいことだけはわかります。もう視聴者の脳内は「いつ、この店に行こうか」だけなのではないでしょうか。

 ここで「何にかけてもおいしい」といわれた山椒しょうゆを、白ご飯にかけるゴローちゃん。一気にご飯は進みます。

「俺は今、猛烈に感動している。衝撃の山椒しょうゆご飯……」

 いや、いったいどんなうまさなんだ!? 続いて手をつけるキノコの醤もおいしそうだけど、味の想像がつきません。そんな感じに視聴者を置いてけぼりで、ゴローちゃんの箸は進みます。

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