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PR効果絶大で連日大盛況! 渦中の前川前事務次官報道で、一躍有名になった「歌舞伎町・出会い系バー」の実態

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「報道が出てから、来店・問い合わせともども急増。おかげで、店員と顔見知りでも、うまくタイミングを見計らわないと店に入れなくなってしまった」

 こう嘆くのは、安倍政権を揺るがす加計学園問題で一躍“時の人”となった、文科省の前川喜平前事務次官が頻繁に出入りしていたとされる新宿歌舞伎町の出会い系バーの常連客。

 この件は読売新聞のスクープによって発覚。そのことを会見で記者からツッコまれた前川氏は、「行ったことは事実」と認め、「子どもの貧困と女性の貧困はつながっていることがわかった。ある意味で実地の視察調査だった」と弁解。店に行こうと思った理由については、「女性の貧困を扱うテレビ番組を見て話を聞いてみたいと思った」。一部では同バーが援助交際の温床であるように報じられていたが、「(女性に)食事に伴い、一定の小遣いをあげたことはある」と話した。

「報道のおかげで、スタッフにはかん口令が敷かれ、店の女子トイレには最近になって急に『援助交際をにおわせるトークをした場合、出入り禁止』の趣旨の貼り紙がされたそうだ。ちなみに、前川氏は店の女の子たちから『ハゲ』『ヒョロハゲ』などと呼ばれていた」(前出常連客)

 まるで“前川バブル”とも呼べる恩恵を受けてしまっている同バーだが、そもそも、どういうシステムなのか?

「場所は歌舞伎町のド真ん中で、営業時間は午後8時半から午前5時ごろまでだが、早い時間はほとんど客がいない。女性は飲食・入店料など一切無料。男性は時間制とフリータイムで料金が変わるが、終日出入り自由のフリータイムは6,000円。店員を介して店内にいる気に入った女性に声をかけ、気が合えば外に連れ出すシステムだが、連れ出し料は無料。また、以前は女性1人あたりにつきトーク料がかかっていたが、それがなくなったので、次々と女性にアタックできるようになった」(歌舞伎町の裏事情に詳しい風俗ライター)

 前川氏は会見で店にいた女性に小遣いをあげていたことを明かしたが、その相場もある程度決まっているという。

「平均的に食事・お茶・カラオケなどの、いわゆるHサービスなしの茶飯で3,000~5,000円、ホテルでのHなら1万5,000円~2万円。ただし、見た目がそれなりの女性ならば、茶飯で1万円、ホテルで3万円以上ふっかけてくる場合もある。周囲には出会い系カフェなどがあるが、深夜帯は営業していない。そのため、稼げなかった女性たちが夜な夜なやってきて必死に“営業”する姿も」(同)

 となると、確かに前川氏の主張通り「女性の貧困」の視察調査になったかもしれないが……。

「店の女の子の話だと、前川氏のお決まりのコースは『ホテル直行で2万円』。さすがにホテル代は別だったようだが、要は援助交際が多く、本当に気に入った子ならホテルに行く前に食事したり、次回につなげるため紳士的に食事だけで済ませることもあったようだ。今後もこういった類いの“証言”が出るはずだが、事実でないなら、堂々と反論してほしいもの」(前出常連客)

 とはいえ、よくよく考えると出会い系バー通い報道は、加計学園問題に、ほとんど影響をもたらさず、単なる小ネタにすぎない。読売に情報をリークしたとされる官邸の読みは、見事に外れてしまったようだ。

最終更新:2017/06/02 22:30
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