「ホットスポットはクリの右上……」エマ・ワトソンも激推しする「女の無修正オナニー動画」公開サイトって!?
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
ここで冒頭の読売新聞に話を戻す。先週、読売の伝統はトップが新聞を私物化することだと書いた。だが、今のナベツネのようなやり方をした人間はいない。正力松太郎は、新聞よりもその販売益で事業をすることの方が私には大事だといって、当時、社会部にいた本田靖春を激怒させた。そしてあれほど好きだった新聞記者を辞めることを決心するのだ。
「正力を私は単に嫌っていたのではない。社主による紙面の私物化という、公正であるべき報道の大原則に悖る事態が現に進行しているにもかかわらず、社内でだれ一人として批判の声を上げないだらしなさに、心底、煮えくり返る思いがしていたのである。(中略)
私が職場で常に強調していったのは、自分が現に関わっている身内的問題について、言論の自由を行使できない人間が、社会ないし国家の重大問題について、主張すべきことをしっかり主張できるか、ということであった」(『我、拗ね者として生涯を閉ず』より)
この本田の言葉を、今の読売新聞の記者たちは何と聞くのか。
【巻末付録】
現代の巻頭は「女優石田えり 罪なカラダ」。決意のダイエットで魅惑のボディーを手に入れた石田えり、23年ぶりに挑んだ大胆グラビアを独占公開するという謳い文句。先週と同じだがセクシー中年女・えりのハツラツボディが堪能できる。
後半は「これぞ人妻エロス 古瀬絵理 真っ赤に熟したスイカップ」。やはりお乳が大きいのは強い。「アスリート、タレント、芸人。数々の男たちを虜にしたスキャンダラスなボディ。その全てをお届けする。このオンナ、危険につき 有名芸能人たちが溺れた 濱松恵」。
袋とじは「壇蜜 完全新撮フルヌード」。久々の撮り下ろしだそうだ。彼女のアソコは無毛のように見えるが、これは修正をしたのだろうか? それとも彼女がカミソリで剃って見えないようにしたのだろうか? 気になるな。
ポストは巻頭で藤竜也との結婚・引退から半世紀――日活黄金時代を駆け抜けた伝説の清純派女優 芦川いづみ 昭和のいい女」をやっている。間違いなく芦川いづみはいい女である。清楚なのに妖艶。古風なのに現代的。赤木圭一郎が主演した1960年の映画『霧笛が俺を呼んでいる』の芦川いづみはしびれるほどよかった。惚れたね。
ビックコミックの大人気連載を特別読み切り漫画にした「荷風になりたい 不良老人指南」という教養漫画をやっている。私にはなぜこれが面白いのか全くわからない。
後半は「ハイレグの文化史 知ってるようで知らない『切れ込みの深い』世界 杉本彩も細川ふみえもかとうれいこもみんな着ていた」。独占スクープ袋とじ1は「フォロワー19万人超 ツイッターで話題の現役慶大生の『ちんぽの食べログ』が衝撃の映像化 暇な女子大生本人監修AV」。「衝撃の美ボディ、アンコール掲載 上原さくら」。袋とじ2は、「独占スクープ あの元関西系国民的アイドルグループメンバー初全裸ヘアヌード 松田美子『待ってたよ』」。これからはAV業界のトップアイドルを目指していくそうである。今週はヌードではないが芦川いづみがよかったので、引き分けにする。
(文=元木昌彦)
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