「ホットスポットはクリの右上……」エマ・ワトソンも激推しする「女の無修正オナニー動画」公開サイトって!?
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事・第1位
「『総理のご意向文書は本物です』文科省前事務次官前川喜平独占告白150分」(「週刊文春」6/1号)
同・第2位
「いよいよか 日経新聞が詳細に報じた米軍『金正恩爆殺作戦』の全貌」(「週刊現代」6/10号)
同・第3位
「60すぎたら『耳かき』をしてはいけない」(「週刊現代」6/10号)
同・第4位
「舛添要一前都知事独占手記『都知事失格の私から小池さんへ』(「週刊ポスト」6/9号)
同・第5位
「判決検索ソフトに頼る『コピペ裁判官』が増殖中」(「週刊現代」6/10号)
同・第6位
「北海道が『北海省』になる日 中国が日本の土地を買い占めている」(「週刊ポスト」6/9号)
同・第7位
「上原多香子『年上の演出家とお泊まり愛』(「フライデー」6/9号)
同・第8位
「『眞子さま』祝砲の不協和音」(「週刊新潮」6/1号)
同・第9位
「『天気痛』を知っていますか?」(「週刊文春」6/1号)
「『骨折』を防ぐ!」(「週刊文春」6/1号)
「『誤嚥性肺炎』で死なないための『10カ条』」(「週刊新潮」6/1号)
同・第10位
「あのエマ・ワトソンも愛用する『女のオナニー』探求サイトがすごいぞ!」(「週刊現代」6/10号)
同・第11位
「村田諒太“歴史的瞬間”をブチ壊したWBAの戦犯たち」(「週刊文春」6/1号)
同・第12位
「『一汁一菜』のすすめ」(「週刊文春」6/1号)
同・第13位
「冷凍食品が100倍旨くなる『神の一手』(「週刊ポスト」6/9号)
同・第14位
「『文春砲』汚れた銃弾 第2弾」(「週刊新潮」6/1号)
同・第15位
「『ミラン退団』本田圭佑の新天地はどこだ」(「フライデー」6/9号)
同・第16位
「全国市区町村別所得ランキング一挙公開」(「サンデー毎日」6/11号)
同・第17位
「ニューヨーク5番街で有名ブランドが次々閉店」(「フライデー」6/9号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
早速いこう。ニューヨークの5番街といえば、ティファニーをはじめ超有名ブランド店が軒を連ねる場所だが、フライデーによると、先ごろポロ・ラルフローレンが閉店したという。それ以外にも、値上がりする地価に耐え切れずに閉店する店が続出しているそうだ。もう一つ、店舗で買わずにネット通販で買うことが当たり前になってきていることも背景にはあるという。5番街でウインドショッピングの楽しみがなくなってしまうと、魅力が半減するだろうな。
サンデー毎日は、全国の市区町村の所得ランキングをやっている。1位は港区、2位が千代田区、3位が渋谷区だ。私の住んでいる中野区は100位中37位。まあ、こんなところだろう。4位には北海道の猿払村というのが入っている。港区の納税者人口は13万人以上なのに、ここは1,315人しかいないのに、4位なのはなぜか?
ここは高級干し貝柱の獲れるところなのだ。この貝柱は香港などに輸出される。ホタテ御殿が立ち並び、28~9歳で1,500万円ぐらい稼げるという。私もここへ移り住みたいものだ。
サッカーの本田圭佑がミランを追い出される。欧州のチームを移籍先にしたいようだが、本田ももうすぐ31歳になるため、年棒3億円を守りたいそうだが、なかなか難しいようだ。彼が投資しているオーストリアの2部チームも最下位で、日本でもサッカー教室を始めているが、うまくいっていないそうだ。中田英寿のように優雅なリタイア人生とはいかないようである。
新潮が「『文春砲』汚れた銃弾」第2弾をやっている。
新谷学編集長が説明責任を果たしていない。自著の中で「我々は首を取ることを目的にスクープを狙っているのではない。あくまでもファクトの提示だ」と書いているのに、我々新潮が先週号で行ったのも「ファクトの提示」だが、新谷編集長は「情報収集の過程で、他メディアの動向をつかむことはしばしばあります。そうした『情報戦』は、さまざまな形で新聞やテレビなどのメディアも行っています」というだけで、新潮が提示した「文春の社員が本誌の中吊りをコピーして社に持ち帰ったという『ファクト』についての言及が一行もない」と難じている。
普段、あれほど歯切れのいい新谷編集長にしては珍しく、新潮の再度の直撃にも、モゴモゴ言うだけである。
新潮の追撃の刃も、中吊りを10年にわたって文春に渡していた出版取次「トーハン」に対しては軟らかい。
「中吊りのことが引き継がれる過程で、弊社社員が文春さんの社員に“騙された”ような格好で、水曜日から火曜日に変更になった可能性もある、と思っています」(取次会社社員)
まるで、自分たちも被害者のような口ぶりである。取次が、中吊り広告を水曜日から火曜日に変えるということがどういうことか、わからないはずがない。新潮は「トーハン」をもっと追及すべきだ。
また、元文春の編集長だった半藤一利や文春社長だった田中健五が登場して、「受け止めるべきはしっかり受け止めろ」「今回の一件の背景に『週刊文春』編集長に、些かの『傲り』がなかったか」と語っている。文春で連載している池上彰は「私は、今回の件を全体としてはこう捉えています。文春さん、それはずるいじゃないですか」とやや控えめ。連載を辞めるといえば、文春には大きなショックだったろう。
「週刊誌の自殺行為」(大谷昭宏)「盗人猛々しい」(碓井広義上智大学教授)など、厳しい言葉が並ぶが、私のような週刊誌のすれっからしには、まあ、バレたんだからきちんと一度謝ったらというしかない。昔、先輩からこう言われた。頭を下げると思うから腹が立つ。尻を上げると思え。
私には新潮の報道を挙って取り上げた新聞、テレビの論調が気になる。文春のスクープは見事だと、もろ手を挙げていた他のメディアが、今度は手のひらを返したように、文春はとんでもない違法なことをやっていた、ジャーナリズムにあるまじき卑劣な行為だと批判の大合唱。
これまでさんざん文春の後塵を拝してきたから、ここで文春の築いてきた信用や社会的価値を貶めてやろうという「悪意」はまったくないか。
ケースは違うが、フライデーのたけし事件を思い出す。あの頃、フライデーは実売200万部に近づいていた。そこに起きたタレントたちによる傷害事件。被害者だから黙っていればよかったのに、講談社の人間が会見で「これは言論表現を侵す卑劣な行為だ」というような発言をしてしまったのだ。
それに新聞やテレビがさっそく噛みついた。「お前たちのやっていることは人権、プライバシー侵害ばかりだ。そんなことがいえるのか」。写真誌批判が巻き起こり、世論がこれに乗った。フライデーとフォーカスは、あっという間に部数を落とし、5誌合わせて600万部ともいわれた写真誌の時代は、あっという間に終わりを告げた。
文春にはそうした二の舞にならないようにしてもらいたい。編集長は大胆なだけではだめだ。万が一を常に考える繊細さも要求される。この問題は早くけりをつけるべきである。
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