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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『孤独のグルメ』禁断の一気食い

『孤独のグルメ Season6』第7話 糖質制限って何!? 皿うどんとちゃんぽんの一気食いが見せるゴローちゃんの本気

 突如挿入されるのは、別のテーブルの客の会話。

「えっ、ソースかけるんですか?」
「知らないの? 長崎じゃフツーだから」

 ゴローちゃんに食のタブーはありません。早速試すゴローちゃん。

「長崎うまかー!!」

と、ソースをかけまくっていると、川上が「甘くておいしいですよ」と長崎のソースを出してくるのです。

「お、長崎ソースいいじゃないか、めちゃくちゃうまい。皿うどんを選んだ俺、でかした」

 一気にかきこむ、残りの皿うどん。

「俺は、こんな店が好きなんだ」

 ノスタルジックな言葉をつぶやき、満足するゴローちゃん。

 でも、やっぱり俺たちのゴローちゃんは違った。別のテーブルから聞こえる「ちゃんぽんおいしかった」の声。

「おかわりちゃんぽん、いってみよう!」

 麺少なめで注文したとはいえ、皿うどんに春巻きを食べた上に、結局ちゃんぽんも注文してしまうゴローちゃん。

「一度はあきらめた、このスープ」
「いい、すごくいい……」
「そうだよ、これだよこれ……一度はあきめた、この味……」

 感動の上に感動を感じるゴローちゃん。「ならば本気モードでいこう」と、一気食い。

「追いちゃんぽんを追加したのは正解だ……」
「俺は今日、ちゃんぽんのことを本気で好きになってしまった」

 まさかと思いましたが、皿うどんとちゃんぽんの同時食いをこなしてくれたゴローちゃん。いやいや、やはり『孤独のグルメ』の真髄は、食いすぎだろ~とあきれるほどの食べっぷり。ヘルシー志向とか、糖質制限などとかいう、草食系な言葉には踊らされぬゴローちゃんの、硬派な精神世界を見習わなくてはならぬと、思いました。
(文=昼間たかし)

最終更新:2017/05/26 20:00
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