学生カップルのキス現場を盗撮して晒し者に! 中国でトンデモ懲罰が横行中
2017/05/25 14:00
#中国 #東アジアニュース #海外ニュース
山東外語職業学院では、学生の“野蛮行為”が晒された
日本では、学校の行きすぎた懲罰は厳しく非難されるが、中国では校則に違反した学生には、プライバシー度外視の懲罰が待っている。
5月14日、山東外語職業学院の構内に、「不文明行為曝光台(野蛮行為暴露所)」と赤字でデカデカと書かれた掲示板が登場した。
そこには、“問題アリ”と認定された学生らの写真が掲示され、晒し者にされている。飲酒、喫煙といった行為はまだ理解できるが、カップルが抱き合ったりキスしている写真まで含まれているのだ。しかも、明らかに盗撮である。
中には、カップルがキスしたり抱き合っている写真も。まるで投稿写真である
「網易新聞」(同18日付)などによると、同学院の学生規律違反処分条例第13条には「校内では、抱擁、接吻、肩を抱く行為は許されず、背いた場合は警告を受け、しかるべき処分が下される」と規定されているという。その処分が、公開処刑ということなのだろうか……。
ネットでは「カップルが仲良くすることは“不文明”で、盗撮は“文明”だっていうのか」「山外(山東外語職業学院)に入ったら、人生終わりだな」などの批判が書き込まれたが、意外なのは、「学校は勉強をする場所だが、一部の学生は自制心を知らない。懲罰を与えるのは当然だ」などと学校側を擁護する意見も少なくなかったことだ。
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