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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 安倍総理お抱え記者の準強姦事件
週刊誌スクープ大賞

刑事部長がもみ消し!? TBS“安倍総理ベッタリ記者”の準強姦事件「被害者」激白……

 中村は新潮の取材に、「事件の中身として、(逮捕は必要ないと)私が決済した。(捜査の中止については)指揮として当然だと思います」と、中止させたことは認めている。

 刑事部長が口をはさむことに関しては、鹿児島県警本部長などを歴任した小野次郎前参院議員は、準強姦罪事件の逮捕は管轄の署長の判断で行われるものだから、そうしたケースは異例だと話している。

 山口は新潮の取材に、彼女に飲酒を強要したことはないし、薬を見たことも触ったこともない。彼女が酔っていて、自力で帰れるか心配だったので、やむなく宿泊施設へ来てもらったと話す。

 後は、一切法に触れることはしていないし、任意の調査には全面的に協力した。安倍をはじめとする官邸には相談していない。

 だが、コンドームを着けないで性行為をしたことに対する彼女のメールに、自分は「精子の活動が著しく低調だという病気です」という弁明をしていた。精子が働かないから、妊娠はしないということか。

 彼女は検察審査会に不服の申し立てをするつもりだという。山口は自身のフェイスブックで「6月8日の帰国段階で私は、当該案件について逮捕状はおろか、被害届が出されている事も内偵調査が行われている事も全く知りませんでした。出ているかどうか知りもしない逮捕状を握りつぶすために何かアクションを起こす事は誰にもできません」と反論している。

 だが新潮によれば、警視庁担当記者はその段階で知っていたようだ。山口は、一切法に触れることはしていないといっているが、酔った女性をホテルに無理やり連れ込み、彼女の自覚がないのをいいことに、防具なしで無理やりセックスするというのは、安倍首相のお友達ジャーナリストとしては褒められた行為ではない。官邸もそのことぐらいはわかるはずだから、この「お友達」を今後どうするのか。またフジテレビで救うのか?

【巻末付録】

 まずはポストから。今週は巻頭にセクシーグラビアがなく、後半に「写真家・沢渡朔と女優・アイドルの時代」がある。手塚理美、夏目雅子、秋吉久美子、釈由美子、真梨邑ケイなどなど。

 袋とじは毎度おなじみ「見たくありませんか? この女のセックス」。第7回はかなさん(20歳)。西田幸樹カメラマンの「なおん」は「そんな娘だったの、竹内さん?」。

 連載が多いので、いつもとあまり変わらないグラビアではある。

 現代の巻頭は「秘蔵プライベート写真を独占公開! ありがとう、真央ちゃん」。浅田真央の写真だがもちろんセクシーでもヘアヌードでもない。

 袋とじは「レスリング最強女王がすべてを見せる 山本美優 アスリート・ヌード」。たしかに素晴らしい肉体ではあるが、ヘアヌードはない。

「妄想グラビア この夏大流行のブラトップをあのやなパイが着たら……」

「もし知らなかったら、覚えてください 乃木坂46 衛藤美彩」。「あの清楚な50歳人妻の安野由美」。こちらはAV出演を決めたそうだ。もう1本の袋とじは五輪フィギアスケーター 村主章枝 ラストヌード」。これも見飽きたといっては失礼だが、あまり新鮮さはない。よって今週は引き分けか。

【蛇足】2010年に米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『ザ・コーヴ』に真っ向から反論した、太地町のイルカ漁ドキュメンタリー『Behind“THE COVE”』(監督八木景子)が、動画配信サービスの最大手「Netflix」で全世界に配信されている。日本でも字幕付きで見ることができる。
(文=元木昌彦)

最終更新:2017/05/16 11:24
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