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週刊誌スクープ大賞

刑事部長がもみ消し!? TBS“安倍総理ベッタリ記者”の準強姦事件「被害者」激白……

 今週のトップ記事は「田中派」が復活するというのだが、それがどうしたと言いたいが、ここは抑えて紹介しよう。

 仕掛け人は、田中派DNAの最後の継承者(自民党ベテラン)といわれる二階俊博幹事長だという。

 田中派―竹下は出身の二階は93年の政変で小沢一郎らとともに自民党を離党した。2003年に復党したが、その政治手法は「数は力」という田中派の論理に貫かれているそうだ。

 二階は、保守新党出身議員や小泉チルドレンを中心に新派閥(新しい波)を結成したものの、09年の総選挙で本人以外の衆院議員が全員落選して派閥は壊滅状態に陥った。

 だが、そこから本領を発揮する。自派に残った参院議員2人を連れて伊吹派に合流したかと思うと、会長の伊吹文明の衆院議長就任を機に、いきなり後任の派閥会長に就任したのである。

 党内では伊吹派を乗っ取ったと驚かれた。それでも会長になるや民主党離党者や保守系無所属議員を次々に取り込んで、麻生太郎と競うように派閥勢力を急拡大させて主流派の一角に食い込み、さらに石原派との合流も仕掛けているそうだ。

 自民党での役職も総務会長から幹事長へと出世し、ベテラン議員は「今や業界団体の陳情も霞が関の役人の相談も二階のところに集まり、利害調整を一手に仕切っている。まさに田中派のDNAそのもの」と舌を巻く。

 その二階が派閥拡張とともに力を入れているのが、自民党離党に追い込まれた田中派―竹下派OBの復権だ。

 昨年6月には野中広務元幹事長、同年11月には綿貫民輔元衆院議長という田中派出身の大物2人を自民党に復党させ、竹下派幹部だった鈴木宗男の長女で民主党を離党した貴子も自民党会派入りさせた。

 野中、綿貫、宗男はいずれも小泉政権時代の竹下派弱体化工作というべき党内抗争で引退や離党、失脚に追い込まれた人たちである。

 そうした動きの中で、ものいわぬ自民党内からも、安倍のやり過ぎを批判する声が出てきた。

 それは、ここへきて安倍首相が突然、「東京五倫が行われる2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」とスケジュールを示した上で、「9条は1項、2項を残して3項に自衛隊を加える」「教育無償化を憲法に加える」という改憲3点セットを打ち上げたからだ。

 石破茂元幹事長が、「今まで積み重ねた島内議論の中ではなかった考え方だ。自民党の議論って何だったの?」と反論し、自民党憲法改正推本部長代行の船田元はメルマガで、「行政の長たる総理大臣には、もう少し慎重であっていただきたかった」と書き、伊吹元衆院議長も、「組織政党として党に話を通しておくべきだった」と批判した。

 二階周辺からはこんな構想が浮上しているという。

「78歳の二階さんは派閥を託せる後継者を探している。霞が関に睨みが利き、各業界を束ねて利害調整するという田中派のDNAを受け継げる意中の人物は自民党内を見渡しても1人しかいない。竹下派出身で七奉行の1人、梶山静六氏の側近だった菅義偉官房長官だ。二階さんはいずれ菅さんに跡を継いでもらいたいと考えている」

 もう派閥だ、田中派だという時代ではないはずだ。何か古臭い記事を読んでいる気がした。

 現代にも古臭い記事がある。フジテレビが視聴率不振なために社長交代をしたが、新社長は73歳、それを取り仕切るドンの日枝氏が80歳。

 これではよくなり様がないと思うのだが。フジの幹部がこう話す。

「今回、社長人事と同時に役員人事も大きく変えるのですが、関係する役員などが次々に呼ばれた形です。日枝会長が一人ずつ部屋に入れて、人事を言い渡したんです。午後2時から午後6時過ぎまで、個人個人への通告が行われました。日枝会長が亀山千広社長の更迭を含めて大きく役員を変えると決めたのは、テレビ東京に利益で負けたことが我慢ならなくなってきたからです。最近もテレビ東京は視聴率が好調。一方、うちは変わらず絶不調。そんな体たらくに甘んじている経営陣を見かねた日枝会長は今年に入って、『全部を変える、人材も全部刷新する』ということを役員の前で公言。人事刷新をぶち上げたんです」

 宮内正喜新社長はフジテレビで専務まで務めたが、役員若返りの一環で関連会社の岡山放送に出された。

 それが突如、15年になるとその宮内をBSフジ社長としてお台場に引き戻した。さらに昨年はフジMHDの取締役にまで抜擢したので、一部幹部の間では宮内次期トップもありうるといわれていたという。

 日枝会長も当然ながら会長を引き、取締役相談役に退くが、そうおとなしくしているタマではない。

「日枝会長も、フジサンケイグループである産経新聞社の社長を『フジテレビから出したい』と言っていたことがある。相談役に退くことでむしろ自由に動けるようになった日枝氏が、これまで以上にグループ全体の人事に手を入れるようになる可能性もあります」(フジテレビ関係者)

 年寄りがあまり出しゃばらないほうがいい。日枝はフジの経営に失敗したのだから、潔く引くべきだ。

 親方日の丸から御影化された日本郵政が大赤字を出すらしく、責任の押し付け合いで大変なようだ。

 現代は、そんな内幕を元副会長にしゃべらせている。

「私が現役だった頃は、郵便局では1円でも懐に入れたら懲戒免職になっていました。サラ金に手を出した職員がいれば、それも解雇した。郵政公社時代からの職員には、国民の大事なおカネを預かっていることへの強烈な自負がありました。だから、おカネに関する不祥事には非常に厳しく対応してきたのです。それが、どうしたものでしょうか。今の日本郵政は4000億円もの損失を計上したにもかかわらず、長門正貢社長をはじめ誰一人として、まともに責任を取ろうとしていません。巨額損失の元凶である西室泰三・元社長にいたっては、一切お咎めなしです。彼らが失った4000億円は、もとはと言えば国民からお預かりした大事なおカネ。それを浪費しながら、のうのうとしている首脳陣の姿は見ていられるものではない。特に巨額損失の全責任を負うべき西室氏に対しては怒りを感じます」

 そう語るのは総務省政策統括官から日本郵政公社常務理事に転じ、日本郵政副会長などを歴任した稲村公望(68歳)である。

 現代によれば、日本郵政はこのほど、オーストラリアの物流子会社トール・ホールディングスの業績悪化から、約4,000億円の損失を計上すると発表した。この巨額損失によって、07年の郵政民営化以来、初の赤字に転落することが決定的となった。

 その物流子会社であるトール社は、日本郵政が15年に約6,200億円で電撃買収した会社である。この買収劇こそ、当時社長だった西室の鶴の一声で決まったものだったそうだ。

「東芝社長や東京証券取引所会長を歴任してきた西室氏が安倍政権から請われて日本郵政社長に着いたのは、今から4年前の13年のことです。西室氏は就任時からさっそく、『世界全体を俯瞰した物流業作り上げる』『日本の金融業界、物流業界の最先端を行く企業になる』と語っていました」(稲村)

「いま、西室氏の出身母体である東芝は巨大損失で危機的状況だが、その原因となった米原発会社のウェスチングハウス社の巨額買収に当事者としてかかわっていたのは、東芝相談役だった西室氏でした。その意味では、今回も同じ構図が繰り返されているように見えます」(同)

 西室は昨年、体調不良を理由に社長職を退任したが、その責任は重大である。そんな西室を推薦した安倍晋三首相、菅官房長官にも任命責任があるのは間違いない。

 文春の「百年生きる究極の長寿食」を紹介しよう。世界最高齢のイタリア女性(117歳)が亡くなったが、彼女は毎日生卵2個、調理した卵を1個食べていたという。

 それ以外では、朝食にビスケットと牛乳か水、昼食は小さめのパスタを入れたスープと生のひき肉、夜は牛乳だけ。果物は主にバナナ。一昨年までは赤のグラスワインを半分、毎日飲んでいたという。

 不思議なことに、野菜などは食べていないそうだ。ここから何が引き出せるのか。人間長生きする人は何を食べても長生きするということではないのか。

 料理研究家・土井善晴の『一汁一菜でよいという提案』(グラフィック社)が売れている。読んだが、目新しいことはない。要は、日本古来の味噌汁とごはん、それに香の物か少しの野菜、それを基本にしなさいということだ。暴飲暴食がいいはずがない。わかっちゃいるけど、だね。

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