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日刊サイゾー トップ > 社会  > 秋葉原「JKビジネス」の現在

「俺は元暴力団員だ」女子高生をビキニ接客させて逮捕された芸能プロ社長と、秋葉原「JKビジネス」の現在

 マッサージのJKリフレ、デートのJKお散歩など、女子高生を題材にしたJKビジネスは今、社会問題となっている。10年以上前から秋葉原などを中心に広がったが、当初は単なる成人女性の女子高生コスプレだったはずが、現役女子生徒を使う店が出始め、不当搾取や違法営業も後を絶たず、海外の人権団体からは「未成年の人身売買」とまで言われてしまっている。

 そのため東京都は3月に、1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科す「特定異性接客営業等の規制に関する条例」を制定しているが、JKビジネスに詳しいフリーライターに聞いたところ「これでも摘発例はかなり少なく、違法な店はまだいくらでもある」という。

「表向き合法に見えても、裏オプションといわれる特別メニューが存在して、主に性的なことをさせるんですが『本物の女子高生』を裏オプにしている業者もあります」(同)

 近藤容疑者が取り仕切っていた芸能プロも、主に若い女性の売り出しを中心に据えていたようで、JKビジネスとつながるものだったのかもしれない。こうした事件が増えるようだと、さらに規制を強める必要が出てきそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/05/12 20:00
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