『無限の住人』惨敗は想定内!? 木村拓哉と嵐・二宮和也、“共演作”発表の裏側
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元SMAPの木村拓哉が、来年公開の映画『検察側の罪人』(原田眞人監督)に主演し、嵐の二宮和也と初共演することが3日、各スポーツ紙で報じられた。
キムタクといえば、ドラマ・映画版がいずれもヒットした人気シリーズ『HERO』での型破りな検事役がおなじみだが、同作で演じるのも検事役。雫井脩介氏が2013年に発表した小説が原作で、東京地検刑事部に配属された正義感の強い新人検事・沖野啓一郎(二宮)と、有能なエリート検事・最上毅(木村)が同じ部署に配属。ある金貸しの殺人事件をきっかけに、次第に2人の考え方はすれ違い、いつしか敵同士になって対決する姿を描いたサスペンス作品だという。
「主演はキムタクだが、相手は演技力には定評がある二宮。脚本次第では二宮が主演に見えてしまうこともありそうで、キムタクにとっては、なかなかリスクのある作品。しかし、ジャニーズ事務所の幹部としては、SMAP解散で事務所内の“派閥”が解消したことをアピールする格好の機会として、2人の共演作を実現することになった」(芸能デスク)
このニュースの前日の2日夕方、4月29日と30日の全国週末興行成績(興行通信社提供)が発表された。29日に全国331スクリーンで公開されたキムタクの主演映画『無限の住人』は、オープニング2日間で動員14万5,000人、興収1億8,900万円で6位という成績。同日公開の菅田将暉主演の『帝一の國』の4位を下回ったどころか、最終興収46.7億円を記録した『HERO』の初週成績を大きく下回る結果になってしまった。
「キムタク史上最大規模の大プロモーションを展開したにもかかわらず、いわば惨敗の成績。とはいうものの、マスコミ向けの試写会などでの下馬評は『帝一』のほうが上回っていたため、おそらく、ジャニーズの幹部もある程度、結果は予測できていたのだろう。『無限』の結果が記事にならないように、二宮との共演作を翌日付の紙面で仕込んでいたようだ。そのおかげで、『無限』の惨敗ぶりを報じたのは、一部のネットメディアのみだった」(映画業界関係者)
5月17日から開幕するカンヌ映画祭の「アウト・オブ・コンペティション部門」では、『無限の住人』が上演される。おそらく、各メディアはキムタクをこれでもかというぐらい持ち上げまくることになりそうだ。
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