「狭山湖畔霊園」は空っぽだった!? 死後25年、尾崎豊をめぐる“2つの骨壺”のミステリー
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
またも文春。バラエティなどで人気の“百獣の王”といわれる武井壮(43)というタレントがいるらしい。売れない下積み時代が長く、その間に結婚、離婚。その後付き合った女性からカネを引き出し、返さなかったために貸金返還訴訟を起こされたり、DV疑惑があったりと、なかなか波乱万丈の半生のようだ。
文春のインタビューに武井がこう答えている。
「暴力とかは本当にない。ただ僕に金がないときのことだから、僕の対処も悪かっただろうし、金もないのにそういうこと(複数の女性と関係を持つこと)をしてはいけないと勉強になった。(中略)いまも女性にはセンシティブだし、アイドルに走って現実逃避したりもする。無茶苦茶、苦い経験ですね」
売れれば、隠しておきたいことも暴かれる。タレントはつらいな。
さて、大麻法違反容疑で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が出た元女優・高樹沙耶が、新潮に「全告白」している。
彼女は医療大麻の合法化を目指し、そのために選挙にまで出ている(落選)。大麻は栽培するのはいいが、使用するといけないらしい。
彼女もそうしていたのだが、抜歯したころから体の不調を感じ、すすめられた大麻を使ってしまい、月に4~5回は吸うようになったそうだ。
私は大麻をやったことがないのでいう資格はないが、彼女のいうような「医療用の大麻の解禁」ならいいのではないかと思うのだが。
高樹は、これからは大麻に関する活動の第一線からは引くという。それと望まれるなら、もう一度女優業に取り組みたいと語っている。
新潮らしくないが、高樹とも交友があり、大麻解禁を声高に訴えていた安倍夫人・昭恵と高樹の大麻をめぐるやりとりを聞きたかったな。
「一緒に吸いましたよね、昭恵さん」
そう告白してくれたら大ニュースなのだが。私もそうだが、大酒を飲むやつは大麻やLSDなどはかったるくて、やらないのかもしれないが。
同じ新潮に、がんを宣告した女優・樹木希林のがん治療についての読み物がある。13年前に乳がんが見つかり、その後、全身に転移してはいるらしいが、鹿児島市にある「UMSオンコロジークリニック」で独自の放射線治療をやっていることもあって、今でも元気(?)に女優業をやっている。
彼女がUMSのことを話したため、このクリニックのことが有名になったが、大場大東京オンコロジークリニック代表は、ここがやっていることは未承認治療にあたり、樹木希林がここの療法を優れていると喧伝すれば、影響は大きいという。
しかし、ここのクリニックを訪れた有名人は、筑紫哲也、千代の富士、渡瀬恒彦などいるが、治療の甲斐なく亡くなっている。
それにこの治療は自由診療で、場合によっては500万もかかるそうだ。しかし、大場は、この治療は保険がきく治療なのに、なぜ自由診療なのかと疑問を投げかける。それに切らない乳がん治療は500名を超えたというのに、同クリニックのHPにはわずか38名の患者アンケートと治療前後のCT画像しか出ていないのはなぜかともいう。
樹木希林も、「あそこに行っても助からない人もいるでしょう、随分……」といっているし、このピンポイント治療でも、そこが治ってもまた出てきちゃうからねと、この治療を手放しで絶賛しているわけではない。
だが、クリニック側は樹木希林が広報してくれるおかげで、治療を受けたいというがん患者は多いのであろう。
大場のいうように、このクリニックの植松稔放射線科医師は出てきて、議論を交わすべきであろう。治療に自信があるのならば。
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