山岳民族に残る「嫁さらい」の実情を追う 『霧の中の子どもたち』と日本の非婚化
もう防犯カメラ映像では公開捜査できない!?「振り込め詐欺」集団が未成年・子どもの共犯者を集め出した!
2017/05/05 19:00
#事件 #振り込め詐欺
捜査側からすれば、見た目だけの手掛かりで容疑者の年齢を判断するのは不可能だ。そうなると、画像だけが証拠となった場合は公開捜査に踏みきれないことになってしまう。怖いのは、犯人たちがそれを利用しようとしていることだ。
「今回の女子生徒は茶髪と化粧でまったく13歳には見えませんでしたが、逆にあえて着飾ったりさせずに犯行に及べば、『子どもがやっている犯行』に見えるので、警察は思いきった捜査がしにくくなる」(同)
このあたり、実はワイセツや児童ポルノの摘発でもハードルになっている話だという。
ある警察官は「見た目に中学生ぐらいの女性とのワイセツ映像を持っていた男を摘発しても、男は『映像の女性は18歳だ』と言い張って嫌疑不十分になったことがある」と話していた。
犯罪への厳しい取り締まりが求められる警察だが、その捜査手法に関しては、犯罪の低年齢化傾向の影響で、日増しに難しくなっているようだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
最終更新:2017/05/05 19:00