上海ディズニーランドで訴訟トラブル! 「33倶楽部」会員がディズニーを提訴!?
2017/05/02 14:00
#中国 #東アジアニュース
上海ディズニーランドの「33倶楽部」専用の入場券
強制退会の理由について、同ランドは「投資会社が法人会員カードを不正転売しており、会員規約に抵触したため」と主張。
昨年10月、ディズニーファンが多く集まるSNSのグループチャット上で、ある人物が会員カードの転売を行っていることを確認。調査のために一般ユーザー を装い、この人物に購入の意思があることを伝えると、「会員カードを使用すれば、園内にある会員限定のレストランやバーなどが利用できる」などと話したため、規約に反し、会員カードを転売していると断定。その後も調査を続けたところ、この人物が問題の投資会社の関係者であることを突き止めたのだという。
投資会社側は、転売の事実については反論していないものの「転売に使用された会員カードは1枚だけであったにもかかわらず、ほかの9枚まで使用不可なのは納得できない」と主張。逆に、ユーザー 提訴するなど、両者の法廷闘争は泥沼化しているのだ。
「金と現実の国」である中国で「夢と魔法の国」を運営するのは、かくも困難なようである……。
(文=青山大樹)
最終更新:2017/05/02 14:00
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
00:20更新
イチオシ記事
山岳民族に残る「嫁さらい」の実情を追う 『霧の中の子どもたち』と日本の非婚化