『孤独のグルメ Season6』第3話 谷村美月の店員がたまらない! 今回は「スープカレー」1食で満足でした
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「カレーっちゃカレーだが、いわゆるカレーとは別物だ。でもうまい」
そして、後半。ついに上着を脱いで本格的な態勢に入ったゴローちゃん。底に沈んでいる大根に驚きます。カレーに大根。カレー味のおでん。これは、ぜひ自宅でも試してみたいものです。しかも、エリンギとかカブとか、けっこう面白い具材も入っているとは。うまいのは間違いありません。
しかし、この一食で止まらないのがゴローちゃん。
「よし、後半戦はちょっと攻めてみるか」
「あの、トッピングって途中で追加できますか」
「大丈夫ですよ」
「じゃ、温玉をお願いします」
うん、ゴローちゃんもスゴいけど、谷村のなんか精神的に不安定そうな演技もたまりません。いったい、なんなんだ……。
かくて残り三分の一ほどのカレーに投入される温泉卵。徹底的かき混ぜて、まろやかな味をさらに楽しみます。
「おっと、スープの旨さにライスが遅れを取っている」
そう、やはりグッチャグチャにかき混ぜてこそ、カレーは美味いのです。
「よぉし……」
かくて、来ましたあの音楽。
「まさに、今日の俺が出会うべき料理を、俺は食べることができた……」
止まることなく食べ続けるゴローちゃん。
「ああ、うまかった大満足」
と、今日は、このいっぱいでお終い……にはならない。
「あのすみません、メニュー見せてもらえますか?」
目をつけたのはバニラアイスでした。
「こういう店にはおいしいスイーツがあると思ったんだよな」
八角の入った独特のバニラアイスに感動するゴローちゃん。食べすぎることもなく、満足して食を終えたのであります。
今回は、抑えめの演技を繰り出してきたゴローちゃん。谷村演じる店員が、絶妙な奇人感を出していたのが、店にうまくマッチしていたと思います。メシそのものだけでなく、なんだかわからないけど、ただならぬゲストの存在感で、おなかがいっぱいになった第3話でした。
(文=昼間たかし)
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