日本サッカーの宝・久保建英「5・3ルヴァン杯J1デビュー」の裏にうごめく利権
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まだ15歳でありながら、FC東京U-18に所属し、U-20日本代表にも選出されている久保建英が、5月3日のルヴァン杯にてトップチームの公式戦にデビューする。
久保はFCバルセロナの下部組織カンテラのエースとして君臨し、スペインでも「メッシ二世」と将来を嘱望されていた。が、FCバルセロナの18歳未満の外国人選手獲得・登録違反により、久保は公式戦に出場できない状況が続いたため、2015年3月、日本に帰国、現在はFC東京に所属している。そんな久保がルヴァン杯に出場するというニュースに、サッカー関係者からは「まだ早いのでは?」「広告塔にさせられてしまっている」と心配の声が上がっている。
「FC東京側の言い分としては、久保が4月15日にJ3初ゴールを挙げたこと。また、5月のワールドユース前にトップの経験をしておいたほうがよいとのことですが、J3のように23歳以下の選手が多ければ別ですが、筋肉の出来上がったJ1の選手たちと、まだ出来上がっていない久保がプレーすることに危険を感じます。なにより、デビューさせることを公式発表し、日程が5月3日というゴールデンウィークの集客を見込める日にしているのも気になります」(同)
実は、昨年11月5日に行われたAC長野パルセイロ戦でJ3デビューした時も、サッカー関係者たちからは疑問の声が上がっていた。
「スカパー!ではJ3の試合はあまり放送されていなかったのですが、この試合はなぜか生放送。さらに、FC東京U-23の試合は、普段は収容人数約4,800人の江東区夢の島競技場や約7,000人の味の素フィールド西が丘で行われているのですが、11月5日の試合はなぜか収容人数約2万人の駒沢陸上競技場で開催され、7,653人の観客と多くの報道陣が集まった。久保のプレーやコンディションに合わせているというより、ビジネスが優先されているように映ってしまいます」(同)
ちなみに現在、Jリーグ独占放映権(無料テレビ放送を除く)を持っているのはインターネットスポーツ中継サービス「ダ・ゾーン」を展開するパフォーム・グループだが、ルヴァン杯の放映権はスカパー!が持っている。久保のJ3デビューに続き、Jリーグデビューも生放送するのはスカパー!。これは、偶然が続いているだけなのだろうか?
(文=TV Journal編集部)
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