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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『孤独のグルメ』生姜焼きの破壊力

『孤独のグルメ Season6』第2話 「ご飯の劣勢は必至」豚バラ生姜焼き定食の恐るべき破壊力!

 そんな「溜め」のシーンの連続によって、ゴローちゃんの胃袋は一気に拡大しているのでしょう。

「アジフライにも惹かれるけど、今は労働後の肉。プラス小鉢の連打だな」

 かくて、最初の注文は、豚バラ生姜焼き定食、納豆と竹の子の土佐煮、明太子、トマトの酢漬け……。

 でも、ここで、ご飯は丼に普通盛りで注文してしまうゴローちゃん。ダメだよ、ゴローちゃんが普通盛りで耐えきれるわけがないではありませんか!

 それに、豚バラ生姜焼き定食は『孤独のグルメ』においては、忘れ得ぬメニュー。記念すべき原作第1話で、ゴローちゃんが豚汁とかぶったことを、ちょっと後悔しつつもモリモリ食べた、アレです。

 こうなると視聴者視点では「さあ、くるぞ、くるぞ……」しかないではありませんか。

 ここでまた、生姜焼きの出来上がっていくシーンを挿入するという、とんでもない飯テロ。制作陣は悪魔ですか……。

 そうして、定食+小鉢の群れがやってきました。

「あららら……朝からすごいことになっちゃったな」

 その一言と共に始まる、ゴローちゃんの名言劇場。

「おお、質実剛健。空腹にズバっと応えるパンチと香り」
「やっぱり、豚バラ生姜焼定食は定食界でも別格だな」
「この時期、タケノコの文字を見ると条件反射的に頼んじまう。四季のあるニッポン、旬のあるシアワセ……」
「味噌汁もいいじゃないか、ここ、ホントに誠実な店だ」
「この店の小鉢は、ちゃんと小鉢然とした量でうれしい」
「このサイズで、この破壊力。ご飯の劣勢は必至」

 ここで、ゴローちゃん。豚バラの利点を生かして、メシの巻き食いを始めます。こんなことしたら、もうご飯が足りるはずもありません。

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