「清原和博氏プロデュースのラーメン店」プラン完全消滅……複数店舗オーナーが“断った理由”とは?
#清原和博
清原氏の焼き肉店といえば、4年ほど前、東京や大阪に「番長!清原和博の焼肉男道」なる店が出ていたことがあるが、これはあくまで期間限定の名義貸し。「焼肉小倉優子」などと同様に、タレント名を冠しただけのものだった。それとは違い、Sさんに持ちかけられたプランは清原氏自身が店にも顔を出すものではあったのだが、いずれにせよそのプランを描いていたA氏が亡くなったとあって、計画自体が消滅したとみられる。ただ、Sさんは「清原さんは、飲食店経営には向かないように思う」という。
「飲食店というのは基本、薄利多売で、そのわずかな利益のために、どんなお客さんにも頭を下げる仕事なんです。でも、繁華街で飲み歩いていたといわれる清原さんのような人は、客の立場が染みついているでしょうし、それもチヤホヤされてきた有名人とあっては、なおさら。Aさんは清原さんを支える側で、いかにもサービス業の人だったのでしょうが、支えられる側だった清原さんでは、接客は務まらないのでは。ご本人も人に頭を下げ続けることにプライドが耐えられるのかと疑問に思いますし、ラーメン店では、ときには酔っ払いに『こんなまずいラーメン出しやがって』なんて言われることもあるんですから」(同)
確かに、薬物犯罪で更生中の身である清原氏が、不特定多数の人々を接客などできるのかは疑問だ。覚せい剤の元常用者によると「薬物は一度やめても、ちょっとしたきっかけで再び手を出してしまう。人にきついことを言われただけでやってしまう者もいて、むやみに人と接するのは危険で、売人がやってくる可能性もある」という。
A氏は清原氏に早い再起をさせたかったのだろうが、ここは焦らずじっくり更生した方がよさそうではある。その意味では、無理に飲食店経営になど乗り出さなくて正解だったかもしれない。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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