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週刊誌スクープ大賞

笑いたければ報道を見るべき!? ワースト1位・ブルゾンちえみ、2位・オリラジ中田……テレビを席巻する“芸なし芸人”たち

 フライデーの今週の張り込みは「リップスライム」というヒップホップグループのメンバー、SU(43)が、ファッション誌でデビューした人気モデル、江夏詩織(21)と不倫している現場である。

 このSUは、歌手の大塚愛(34)の夫だが、あまりに女遊びが激しいので、夫婦仲は冷めきっているという。

 こんな男とは別れなさいと、もし大塚から相談されたら、そういいたくなるが、男と女の関係は他人に理解できないことも多いから、まあご勝手に。

 ところで、このところ何度も書いているが、最近のポストっておかしくない?

 今週のトップは、物忘れが激しい人と記憶力が衰えない人の「分かれ目」はどこにあるかという特集だが、目新しい情報があるわけではない。

 インドに認知症が少なく、カレーに使われるターメリックに含まれるクルクミンが、アルツハイマー型認知症の原因物質といわれるアミロイドβが脳内に蓄積されるのを防ぐ効果があるというのも、これまで何度も読んだ記憶がある。

 それとも、私の認知症が進んだので、そう思い込んでいるだけで、これはものすごい情報なのか?

 それに右トップが「金庫バカ売れ!? 富裕層は現金で貯める」というのも、読まなくても内容がわかるではないか。

 それに、ついていないことに、大谷翔平は打者なら生涯300億円稼げるというのも、大谷が左足を故障してひと月以上休むそうだから、タイミングが悪い。

 SEXYグラビアと「死ぬほど死ぬまでSEX」特集は充実しているのだが、メインの特集がこういうテーマでは、ちと心配だ。

 こういう高齢者に特化した特集が売り上げに結びついているのかもしれないが、それならば「週刊老後」とでも誌名を変えたらどうか。

 次は現代。このところ森友学園の籠池泰典森友学園前理事長の代弁者のようにふるまっている、ジャーナリストの菅野完(たもつ)だが、彼は今、ある女性から性的暴力で損害賠償を求める訴えを起こされ、係争中なのだという。

 私はこういう記事が、こうしたタイミングで出ることに「裏」を感じてしまうのだ。

 籠池に関わる者は誰であろうとも許さない。ましてや菅野は、安倍晋三を支えている右派集団「日本会議」の全容を初めてといっていい、本で明らかにした人間である。

 その彼が、籠池に付いて何かやられたのではうるさいから、潰せという指示と、こういうスキャンダルがあるからやらないかと、売り込んできた筋があるのではないか。

 確かにセクハラまがいのことはあったと菅野も認めてはいるようだが、これと森友事件とは何ら関わりがない。こうした人格攻撃をこのタイミングでやるのはと、首を傾げざるを得ない。

 ところで、今朝は4時起きしてゴルフのマスターズを見ていた。日本期待の松山は最終日さすがのベストスコアで回ったが、優勝争いには絡めなかった。

 優勝はリオ五輪の金メダリスト・ローズと「ウッズの後継者」「神の子」といわれてきたが、なかなか結果を出せなかったガルシアとのプレーオフにもつれ込んだ。

 ローズがティーショットを曲げたため、ガルシアが悲願のマスターズを制した。後半のラウンドは手に汗握る接戦で、ローズが有利かと思われた。

 くしくもこの日は、亡くなったスペインの英雄、セベ・バレステロスの60回目の誕生日だった。

 セベを尊敬するガルシアが、記念すべき日に勝利を手にして天に吠えた。

 それにしてもタイガー・ウッズはどうしているのだろう。もう一度グリーンに帰ってきてもらいたいものだ。

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