笑いたければ報道を見るべき!? ワースト1位・ブルゾンちえみ、2位・オリラジ中田……テレビを席巻する“芸なし芸人”たち
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事・第1位
「東芝“原発大暴走”を後押しした安倍首相秘書官・今井尚哉」(「週刊文春」4/13号)
「『東芝』30代社員のトホホな『転職活動日記』」(「週刊新潮」4/13号)
同・第2位
「香取慎吾 20年恋人と“謎の少年”」(「週刊文春」4/13号)
同・第3位
「正直言って、つまんない『笑えない』お笑い芸人ワースト実名30人」(「週刊現代」4/22号)
「ブルゾンちえみに“パクリ疑惑”を聞いてみた」(「週刊文春」4/13号)
同・第4位
「安倍昭恵夫人『核兵器解体』詐欺師との『ただならぬ関係』!」(「アサヒ芸能」4/13号)
「安倍昭恵首相夫人『元暴力団組長との親密写真』」(「フライデー」4/21号)
同・第5位
「三越伊勢丹『追い出し部屋』でいま起きていること」(「週刊現代」4/22号)
同・第6位
「テレ朝ドラマ制作部長の哀しい大転落」(「週刊現代」4/22号)
同・第7位
「認知症に『なりやすい住宅』」(「週刊文春」4/13号)
同・第8位
「自民党現役衆院議員『シャブ逮捕』Xデーの核心!」(「アサヒ芸能」4/13号)
同・第9位
「握手どころかベッドインも『秘密交際クラブ』元AKBの荒稼ぎ」(「週刊新潮」4/13号)
同・第10位
「被害者女性が裁判で証言した 菅野完『性的暴行』疑惑」(「週刊現代」4/22号)
同・第11位
「『リップスライム』のSUが『22歳下のモデル』と不倫愛」(「フライデー」4/21号)
同・第12位
「渡辺謙“厳戒帰国”を独占直撃」(「週刊文春」4/13号)
同・第13位
「舛添さんとはケタ違い トランプ別荘通い『一回税金2億円』」(「週刊文春」4/13号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
日本の週刊誌に「危機感」を求めるのは無理なのだろう。芸能ネタや認知症がいけないというのではない。だが、米中首脳会談直前にトランプの命令でアメリカ軍のシリア攻撃が始まった。
それだけではない。米原子力空母カールビンソンや空母航空団や誘導ミサイル駆逐艦などが朝鮮半島近海に集結し、北朝鮮への圧力を強めているのだ。
一つ間違えれば戦争勃発という最悪の事態も考えられるのに、そうした切迫感は、どの週刊誌からも伝わってはこない。
首脳会談は硬い表情で始まったと各紙伝えていた。両国ともに自国ファーストを主張しているが、今回はお互いがジャブを少し繰り出して様子を見るということになったのだろう。
興味深いのは、これまでの首脳会談とは違って「アメリカの指導者が傍若無人に、そして中国のリーダーが品行方正に振舞う」(ニューズウィーク日本版)という、あべこべ現象が起きていることである。
トランプは地球温暖化対策を撤廃し、保護貿易に傾き、中国は自由貿易を支持し、行った国々で、「私はミスター・グローバリゼーションだ」と公言している。
余裕は習近平側にあるように見えるが、ニューズによれば、今秋、共産党の第19回全国代表大会を控えている習は、米中関係や台湾が大きな問題になるのは絶対避けたいと考えているから、習は、アメリカの対中貿易赤字を2割程度減らすという「お土産」を持って行ったのではないかと推測する向きもあるようだ。
どちらにしても、今回は腹の探り合いで終始し、習が帰国してからトランプがTwitterでなんと吠えるのかが、第2ラウンドになると思っていたが、トランプはいきなり北朝鮮を威嚇する行動に出た。
中国や、シリアを攻撃されたことで憤っているプーチンは、まだ動き出さないが、どう転ぶかは予断を許さない。
これは余談だが、文春によると、大統領就任後にトランプ一家にかかった経費は2カ月で2,300万ドル、日本円にして約23億円だそうだ。
すでにゴルフは13回、メラニア夫人と息子のバロンに対する警護費用が約2,400万円。今回の首脳会談が行われたフロリダの別荘へ行く大統領専用機は1時間飛ばすのに2,000万円以上かかるといわれるそうだから、1回の別荘通いで2億円が吹っ飛ぶのだ。
シリア攻撃は安倍首相が拙速に「支持する」と表明してしまったが、トランプの後先を考えないやり方は、特にアジア諸国を緊張させている。
この男はやはり「狂犬」ではないのか。習近平もプーチンも今はあきれ果てているが、今後どういう行動に出るのか、心配である。
話はガラッと変わる。文春は先週「渡辺謙のニューヨーク不倫」を報じたが、今週はその後の渡辺謙である。
4月1日に硬い表情で成田空港に着いた渡辺は、事務所の堅いガードに守られてゲートから出てきたという。
文春が問いかけると、渡辺はボソッとこう答えたという。
「後日、きっちり話をさせてもらいます」
渡辺との仲を文春に漏らしたと思われる不倫相手は、「今でも謙さんのことが好きで、『別れるつもりはありません。このまま関係を続けたいんです』と話し、会見で彼がどう説明するのか心配しています」(彼女の幼馴染み)。
それはあまりに身勝手ないい分ではないかと思うのだが。
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