狂気の沙汰!? NHKが19年大河ドラマ『いだてん』主演に“爆死王”阿部サダヲを起用で……
2017/04/10 06:00
#NHK #宮藤官九郎 #NHK大河 #阿部サダヲ
NHK公式サイトより
NHKが2019年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の主演に、歌舞伎俳優・中村勘九郎と阿部サダヲを起用することを早々に明らかにした。前半を勘九郎、後半を阿部が担当する“リレー形式”となるが、業界では「阿部が大河の主演で大丈夫?」との声があちこちから聞こえてくる。
同作は、13年前期のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』を大ヒットに導いた宮藤官九郎が、初めて大河の脚本を担当。20年の東京五輪を控え、1912年「ストックホルム」、36年「ベルリン」、64年「東京」の3大会を中心に、激動の52年間を描いたオリジナルストーリーだ。勘九郎はストックホルム大会に日本人として初参加したマラソンランナー・金栗四三役を、阿部は新聞記者をしながらコーチとして日本水泳の礎を築き、東京五輪の招致に成功した田畑政治役を演じる。
勘九郎は04年『新選組!』以来、2度目の大河出演。阿部は1999年『元禄繚乱』、12年『平清盛』、17年『おんな城主 直虎』に続き、4度目となる。
大河ドラマといえば、昨年の『真田丸』は平均視聴率16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とヒットしたものの、今年の『直虎』は早くも12~13%台に低迷。18年の『西郷どん』は、主演が中堅俳優の域を出ない鈴木亮平とあって、早くも暗雲が漂っている。もし、前評判通り『西郷どん』がコケたら、『東京オリムピック噺』にかかる期待はより大きくなる。
それなのに、決して大物とはいえない勘九郎と阿部の主演となると、「視聴率は度外視」といわれてもおかしくない。勘九郎は連ドラで主演を務めた経験がないため“未知数”だが、こと阿部となると、主演ドラマでまるで数字が取れていないのだ。
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