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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 大渕愛子、活動再開を見送ったワケ

「国会で追及される恐れも……?」大渕愛子弁護士が活動再開を見送った深刻な理由

「国会で追及される恐れも……?」大渕愛子弁護士が活動再開を見送った深刻な理由の画像1大渕愛子オフィシャルブログより

 昨年8月に東京弁護士会から業務停止1カ月の処分を受けた大渕愛子弁護士が先月27日に自身のブログを更新し、テレビ出演の再開を見送ったことを明らかにした。

 大渕氏は「レギュラー番組復帰について」と題してブログを更新。昨年12月6日に第2子を出産後、テレビ出演を再開するかどうか悩んでいたようで「復帰を待っていてくれていた番組もあり、復帰したい気持ちもありましたが、色々と考えた結果、このタイミングでのレギュラー番組への復帰はしないという結論に至りました」とつづった。

 理由については「複合的なもの」と多くは語らず。続けて「視聴者の皆さまや番組に多大なご迷惑をお掛けしたことについて、その責任の重大性を痛感し、けじめをつける必要があると考えたこともありますし、育児を中心とする生活の中で、限られた仕事の時間は、まず弁護士業務や講演活動に充てるべきであると考えたこともあります」と説明した。

 大渕氏は依頼人からの着手金を不当に受け取ったとして昨年8月、東京弁護士会から業務停止1月の懲戒処分を受けた。業務停止期間が明けた9月には、弁護士業務の見直しと再構築を行うためとの理由で、テレビ出演の自粛を発表。

 ただ、第2子の出産を控えた時期だったことから「謹慎と言っているが、ただの産休だろ!」とツッコミも相次いだ。

 テレビ関係者は「問題となった違反行為も法テラスの立て替え制度を悪用した悪質な行為で、被害者も大勢いる。ネット上では『大渕愛子 被害者の会』も結成され、各局に抗議文も届くほどだった。育児が落ち着いたからといって、すんなり復帰されては、被害者が納得しないだろう」と話す。

 コンプライアンス遵守が求められる世の中だけに、各局も“問題弁護士”の起用には及び腰にならざるを得ない。

 さらにもうひとつ。大渕氏の問題を国会で追及しようとする動きもある。

「法務委員会のメンバーでもある“お騒がせ議員”の上西小百合氏が、法テラスを悪用した大渕氏の行為を追及している。上西氏は、あれでも一応、国会議員。大渕氏がテレビ復帰すれば、再びこの問題を法務委員会の俎上に載せるつもりのようだ」とは政界関係者。

 大渕氏の言う「複合的なもの」とは、こうした動きを指すのか? しばらくは。育児に専念したほうがよさそうだ。

最終更新:2017/04/06 20:00
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