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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 渡辺謙“NYゲス不倫”出どころは?
週刊誌スクープ大賞

渡辺謙の“NYゲス不倫”報道、写真の出どころは「お相手のA子さん」で確定か?

 ここへきて安倍の側近たちが「籠池逮捕」でこの問題の幕引きを図るだろうといわれている。

 フライデーは菅官房長官や西村康稔副幹事長は、偽証が確定すれば告発すると息巻いていると報じている。いや、偽証など成立しなくても、籠池を逮捕して、後で証拠不十分で釈放しても、この問題はうやむやにできると、安倍たちが考えていることは間違いない。

 朝日新聞が3月31日付でこう報じている。

「大阪府教育庁は31日午前、学校法人『森友学園』(大阪市)が運営する幼稚園の立ち入り調査に入った。府は、補助金を不正に受給したなどの疑いがあるとみて、学園の籠池泰典氏(64)らから事情を聴く」

 権力ににらまれたら怖い。安倍の妻が説明責任を果たさないことに世論が怒っていることを知っていながら、籠池封じをするというは、安倍の権力が衰退してきている証拠である。疑惑はまだ解明されてなどいない。メディアは権力を私しようとする安倍夫婦を許してはならないと思うが、今の大メディアは頼りないからな。

 証人喚問以来、あまり表に出なくなった籠池泰典森友学園前理事長だが、その代わりといってはなんだが、ジャーナリストの菅野完が、週刊朝日で籠池のいい分の正しさと、安倍首相の、この事件を葬り去ろうという画策に「NO」を突き付けている。

 菅野は、問題になっている昭恵の秘書、谷からのFAXだが、それと突き合わせて読むとよくわかる籠池の「手紙」についてこう書いている。

「冒頭の挨拶や自己紹介、依頼内容の概要など、手紙らしい内容は一切ない。ただただ要求内容が羅列されるだけ。『籠池氏が何をしている人か』『なんでこんな手紙を送りつけてきたのか』という予備知識がなければ、到底、理解できるような代物ではない。しかしながら、これに対する返答である谷氏からのFAXは、予備知識のない人間であれば読解不可能なはずの『籠池からの手紙』を見事に読み込み、その要求事項の全てに遺漏なく的確に返答しており、先述のように『工事立替費の次年度での予算化』という『籠池の要求』を完全に満たす回答まである」

 菅野は、ここまで円滑なコミュニケーションが成立するためには、谷に解説する人間が必要で、それは、籠池が留守番電話に吹き込んだといい、自身のフェイスブックでも認めている、昭恵が担当したと考えるのが自然だろうといっている。

 昭恵が籠池の要求を受け、それを財務省に伝えろと谷に指示を出した。

「これでは政治家が行う『陳情処理』や『口利き』と全く同じではないか」(菅野)

 昭恵の土地取引への関与は誰の目にも明らかだという菅野の主張は、私にも理解できる。

 これまで、政府、与党側から、この問題で資料が出されたことはない。議論の検討材料になる資料はことごとく籠池側から提示されたものばかりである。

 それにもかかわらず、安倍や菅官房長官のいい分は「苦しい言い訳に過ぎない」(同)。それは安倍が、妻と私が関わっていれば、総理も議員も辞めるといってしまったため、すべてを籠池の一人芝居にしなくてはならなくなったためである。

「たかだか首相一人のプライドを守るために、政府高官たちが嘘に嘘を重ね、国家を溶解させていく姿は見るに忍びない。もうゲームオーバーだろう。首相、いい加減、諦めなさいな」(同)

 大阪地検が捜査を開始したが、東京地検特捜部の元検事、郷原信郎弁護士は、こう語っている。

「籠池氏は証人喚問でも、一貫して昭恵氏から100万円をもらったと語るなど政権には大きなダメージを与えた。そんな意を法務省が“忖度”し、告発状を受理したとリークしたのではないか。補助金は返還しているので通常は捜査しても起訴はありえない」

 むき出しの国家権力を使って、一市民をひねり潰そうというのは、あってはならない。籠池の人間性や信仰心はともかく、ここで安倍の横暴を止めないと、日本は北朝鮮よりも言論弾圧がひどい国になる。メディアはここが正念場だということを、腹に叩き込め。

 今週も現代がやっている、安倍のお友達、加計学園グループには「血税176億円」が流れている大疑惑もある。安倍退治に、今ほど好機はないはずだ。

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