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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 渡辺謙“NYゲス不倫”出どころは?
週刊誌スクープ大賞

渡辺謙の“NYゲス不倫”報道、写真の出どころは「お相手のA子さん」で確定か?

 閑話休題。朝、早稲田のオフィスに来て、お湯を沸かし、コーヒーを入れる。その日の気分によって苦みの強いハワイのコナコーヒーか、手っ取り早いペーパードリッパーのブルーマウンテンにするか、ちょっぴり迷うのも楽しい。ブラックコーヒーを入れたカップを横において、さっき買った週刊誌を読み始める。これに貰い物の和菓子でもあればいうことはない。これで原稿を書かないでいいのなら、この時間は私にとって至福である。

 東京の桜は、このところの寒さで少し遅れていたようだが、ようやく満開になった。先週、恒例の「花見の会」を江戸川橋公園で催したが、寒さと雨に震えた。今週は桜巡りをする。カップの日本酒を飲みながら、スマホで「長屋の花見」を聞くのが楽しい。「長屋の花見」は柳家小さんに限る。沢庵の古香とお茶けで花を見て騒ごうという発想が江戸っ子らしくていい。

 本題に戻ろう。ディーン・フジオカという俳優がいる。NHKの朝ドラ『あさが来た』でブレークし、4月から始まるテレビ朝日系のニュース番組『サタデーステーション』にレギュラー出演することが決まった。

 謎に包まれた経歴で、ニュース番組の顔になる男を文春が追いかけたとなると、何やら昨年のショーンKの二の舞かと思って読み始めたが、期待(?)は裏切られた。彼の本名は藤岡竜雄で、メーカー勤務の父親とピアノ教師の母親のもと、4人兄弟の長男として福島県で生まれている。生粋の日本人である。

 一時は芸能界へ入るチャンスがあったが、IT分野に興味を持ち、英語を磨くためにアメリカへわたる。シアトルのコミュニティカレッジに通うとき、学校から紹介されたホストファミリーが彼に付けた愛称が「ディーン」だったそうだ。

 彼が次に選んだのは香港だった。モデルや香港映画にも出たが、日本の芸能関係者に「これからは北京語の時代だ」といわれ、台湾へ行く。台湾ではドラマにも出たが、さほど華々しい活躍をしたわけではない。その後台北で知り合ったインドネシアの恋人が住む地に移り、結婚。彼は今もジャカルタを生活の拠点にしているそうだ。この彼女の父親はインドネシアで指折りの大富豪だというから、彼の運がついてきたのは、この結婚からということができる。

 というわけで、有名になりたいという野心を抱いてあちこちを回った青年が、スターの座をつかんだのは、生まれ育った日本だったというのは、やや皮肉ではある。テレビ局が彼のどんなところを見て抜擢したのかは、私にはわからない。珍しいもの好きだけで起用されたとすれば、ディーンにとって気の毒な気もする。テレビでしゃべったひと言で、俳優としてのキャリアをダメにしたケースはこれまで多くある。まずはお手並み拝見といくか。

 さて、籠池泰典森友学園前理事長の証人喚問以降、安倍首相は妻隠しに躍起だが、世論の大勢は、どんな形でもいいから昭恵は説明するべきだというものだ。安倍首相からの寄付金100万円もそうだが、一番重要なのは、昭恵付きの谷査恵子が籠池に送ったFAXの内容だろう。政治部デスクがこう解説する。

「FAXには〈28年度での予算措置を行う方向で調整中〉との文言がありましたが、異例のことです。首相夫人の存在が背後になければ、財務省がこれほど踏み込んだ回答をするはずがない。事前に経産省出身の宗像直子首相秘書官にも相談していたと言われています」

 現在、谷が外国の大使として派遣されるというウワサが流れているが、そうすれば安倍官邸の谷隠しと批判されること間違いない。

 文春によると、昭恵付き職員の中には籠池家と縁のある人物もいるという。大阪市の住吉神社というのは保守系の信者が多いことで知られるが、籠池夫妻は同神社のナンバー2である神武磐彦(こうたけいわひこ)と家族ぐるみの付き合いだそうで、神武の長女が非常駐の昭恵付職員を務めているそうだ。

 新潮は「傾国のファーストレデイ」と形容しているが、国ばかりではなく安倍家も傾かせていると報じている。昭恵の知人によると、

「“主人とは週に2、3回顔を合わせる”と言っていた。一緒にいるときも、昭恵さんがワーワー言うのを総理は黙って聞いているのが常で、ある意味、やりたいようにやらせています」

 また、ゴッドマザーである岸元総理の長女で父・安倍晋太郎元外相の妻・洋子も、騒動勃発後に昭恵にこう言ったというのである。

「あなたは安倍家を貶めたのよ! 安倍家を汚した。籠池とはずいぶん親しいようだけど、どんな関係なの。あなたは一体、何をやっているの!」

 さる自民党議員もこう語る。

「籠池さんの証人喚問の際も、首相は“秘書に説明させろ!”と怒鳴ったり、旧知の記者に電話をかけまくったりと慌てふためいていたそうです。それに加えて家庭内でも嫁姑問題の戦端が開かれてしまった。これ以上ストレスフルな環境はない。第一次政権で退陣に繋がった潰瘍性大腸炎が悪化しないかどうか、心配でたまりません」

 野党は、安倍の親友がやっている加計学園が国家戦略特区の愛媛県今治市で、獣医学部新設が認められた件を、次なる安倍追求のターゲットにしようと調査中だという。これが破裂すれば籠池どころではない。安倍は心配で夜も寝られないのではないか。

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