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ジャニーズがネット事業に本腰を入れ始めた裏事情「“蜜月”フジテレビの凋落で……」

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 ジャニーズ事務所の7人組アイドルグループ「ジャニーズWEST」が、米動画配信大手「Netflix」のオリジナルドラマ『炎の転校生 REBORN』(今年冬配信)に出演することが発表され、話題になっている。

 これまでジャニーズ事務所は「タレントの肖像権を守るため」として、所属タレントの写真をほとんどネット上に掲載していなかった。所属タレントの出演ドラマが、テレビ放送終了後、動画サイトで配信されることはあったが、ネット配信限定のオリジナルドラマに出演したこともない。

「よく知られているのが、ジャニタレが出席する記者会見でのフォトセッション。ジャニタレの写真はネット掲載NGのため、わざわざ彼ら抜きの絵作りをする。そのため、大手メディアのネット記事は、ジャニタレがメインの内容であっても、ほかのタレントの写真が使われることになる。ジャニタレが表紙の雑誌でも、各出版社がその雑誌をネット上で販売する際には黒塗りにするなど“自粛”させられていた。唯一の例外は、受賞者の写真が掲載される『日本アカデミー賞』の公式サイトぐらいだった」(芸能デスク)

 前述のドラマは世界190カ国で配信予定だというが、Netflixといえば、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹の芥川賞受賞作『火花』をいち早く連続ドラマとして映像化し、話題になったが……。

「正直、サイト自体での『火花』の視聴者数はそれほど多くなく、話題にならなかった。現在は、放送権を買い取ったNHKで放送されている。ジャニーズ事務所としては、今後のネット展開に向けての試金石としてWESTを投入するわけだが、それほど稼げるとは思っていないようだ」(同)

 では、ジャニーズの本当の狙いは、どこにあるのだろうか?

「以前からネット上でのオリジナルコンテンツの制作に高い関心を持っており、また蜜月だったフジテレビの凋落ぶりもあり、すでにテレビ各局を見限っている。そもそも、今のジャニタレのファンの大半はスマホ世代で、テレビよりもネット派。ネットのコンテンツにうまく課金するように仕向ければ、それなりの売り上げが期待できる。今後は、さまざまなトラブルを生んでいたコンサートのチケット販売も、ネット展開される可能性が高い」(芸能プロ関係者)

 果たして、SMAP解散で大幅にダウンした売り上げを回復できるだろうか?

最終更新:2017/03/30 11:30
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