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ジャンキーの6割以上が35歳以下! 

スマホ決済で、小学生でも簡単にアクセス!? 中国「最新ドラッグ事情」

スマホ決済でドラッグ売買も 日本にも影響!? 中国麻薬「製造・流入」最新事情の画像3違法薬物について学ぶ中国の中学生。薬物使用者の低年齢化がやまない

「産経新聞」(3月24日付)は、中国製覚せい剤の押収量が日本で急増する中、台湾マフィアも関与した日中台の「麻薬コネクション」が存在すると報じているが、中国製覚せい剤の原料の多くはゴールデントライアングルから来ている。

 一昔前まで中国は麻薬製造大国として、その多くは海外へ輸出されていたが、現在では「経由・消費」のほうが増えている。中国が「世界の工場」から、「世界の市場」へと形を変える中、麻薬もまた同じ道をたどっているようだ。

「今回発表された麻薬使用者約250万人のうち、6割以上を35歳以下の若年層が占めており、近年、麻薬汚染の低年齢化が際立っている。スマホやSNSの発達で、小学生でも簡単にドラッグにアクセスできるような環境になってしまった。中国では、スマホ上での電子決済が普及していますが、ドラッグの売買でも活用されており、都市部ではSNSでコンタクトを取れば、すぐに届けてくれる売人もいて、はやっている」(北京在住の日本人大学講師)

 変わりゆくドラッグ大国で、当局は有効な対策を取れるのか――。今後に注視したい。
(取材・文=金地名津)

最終更新:2017/03/29 14:00
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