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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > ミャンマー「ロヒンギャ虐殺」の現実
週刊誌スクープ大賞

老人を木に縛って焼き殺し、5歳女児の喉をナイフで切り裂く──ミャンマー政府軍「ロヒンギャ虐殺」の現実

 昨夜は渡瀬恒彦が出ている映画『仁義なき戦い 代理戦争』(1973)を観た。度胸のいいチンピラをやらせたら抜群だ。空手の有段者だから、実生活でも喧嘩は強かったという。

 新潮で大原麗子の弟、政光が、「お互い一目惚れで、特に姉さんのほうが渡瀬さんを好きになったみたいです」といっている。仲睦まじかった2人だが、渡瀬の実父が亡くなり実母を引き取ってから、隙間風が吹くようになったそうだ。それも渡瀬が家にいればよかったのだが、売れっ子になって家に帰れない日が続いたという。

 大原が森進一と浮気をしていると週刊現代ですっぱ抜いたのは私だったが、離婚する1年ほど前から、「姉は渡瀬さんが浮気をしているんじゃないかと疑い始めた。そんな事実はなかったようですが、それでも、対抗策として長いことセックスを拒否したんです」(政光)。

 あんないい女がすぐそばにいるのに、手を出せないのはつらかっただろうな。躁鬱状態にある大原は、渡瀬の自宅にも電話をかけ、渡瀬の奥さんが取り次いで話し、大原は会いたいとこぼしていたそうだ。

 ところで、徳間書店がレンタルビデオなどで有名なTSUTAYAを運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」の子会社に買収された。CCCは「エスクァィア日本版」を傘下に収めたり(09年に休刊)、「ニューズウイーク日本版」も出している。文春は、ヤクザ記事が多く、裏の世界の情報誌として有名なアサヒ芸能は、存続できるのかと疑問を呈している。

 しかし、アサ芸の持ち味である「戦後裏面史」はもっと評価されていいし、現在も厳然としてあるヤクザ社会、裏社会を記録していくことは重要である。アサ芸に苦言を呈すれば、編集部がこうした役割を積極的に担っていくことをもっと自覚し、誌面を作っていってくれることを期待したい。そうすれば、まともな経営者なら、その意義を理解し、積極的に支援してくれるはずだ。

 次は、もだえ苦しむ巨竜・東芝がどうなるのかというお話。確かに苦しい状況だが、現代によれば、メインバンクは東芝支援をこれからもやっていくと、腹を決めたというのである。それは、東芝がインフラ事業や鉄道、道路標識などに深く関わっているからという理由がある。

 もし東芝が潰れれば、オフィスビルやタワーマンションでエレベーターが止まり、鉄道が運休し、交通標識が誤作動を起こす。東芝社員は19万人だが、東芝の取引先は1万社を超えるといわれ、全国1万件の連続倒産にでもなれば、日本経済にも大打撃である。それに事故を起こした原発の廃炉、軍需産業と、東芝は「国策企業」である。これを放置したままにすれば、日本だけではなく、国際的な外交問題にもなりかねないのだ。

 だからメインの三井住友銀行も、東芝への不満はいうが、手を引くことはないようだ。また現代によれば、政府系の「産業革新機構」が出資するシナリオもあり、政府系として生き残る可能性もあるようだ。

 確かに、これだけの企業を潰すわけにいかないことはわかる。だが、それと、東芝の経営陣の放漫経営、経営責任をおろそかにしてはならない。すべての膿を出し、経営陣を一新し、不要な部分はそぎ落として新生東芝として厳しい再建への道を歩む。東芝で起きていることは氷山の一角であるはずだ。第2、第3のシャープや東芝はこれからもっと出てくる。そのためには徹底的な東芝の再建策を、国民にわかるように見える形でやってもらいたいと思う。

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