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中国&台湾でも「宅配便パンク」問題発生中! 荷物を勝手に返品、配達遅延で土下座騒動まで……

中国&台湾でも「宅配便パンク」問題発生中! 荷物を勝手に返品、配達遅延で土下座騒動まで……の画像3ヤマト運輸が台湾で展開する「黒猫宅急便」の配達員が土下座謝罪

 一方、台湾では、ヤマト運輸が現地企業・統一集団と展開する「黒猫宅急便」配達員の土下座謝罪が物議を醸している。「東森新聞網」(3月13日付)などが伝えたところによると、指定時刻から配達が2時間遅れたことが原因だった。受取人の夫婦は激怒して受領のサインを拒否し、さらには配達用バイクの鍵を抜いて取り上げるという暴挙に出たという。動揺した配達員は、「あなた方がどこに住んでいるか、僕は知っているんだぞ!」と脅すと、夫婦は一部始終を録音していたことを明かした。配達員はそれが外部に流出することを恐れ、泣きながら土下座したのだという。

 これに対し、夫婦の娘が反論。父親は配達員に「なぜ、時間内に届けられないのに依頼を受けたんだ!?」と問いただした。すると配達員は「なぜ、あなたたちの配達を優先しなければならないんだ? あなたたちは総統でもないのに。遅延がなんだっていうんだ。ほかもみんな遅れているんだ」と逆ギレ。暴れだして盆栽をなぎ倒したため、警察を呼んだところ、すぐさま土下座したのだという。

 真相はわからないが、黒猫宅急便の配達員の負荷が高いことだけは間違いないようだ。ヤマト運輸は台湾でもネット通販の普及で日本同様の問題を抱えており、やはり荷物の総量を抑制する必要がありそうだ。
(文=中山介石)

最終更新:2017/03/21 14:00
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