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週刊誌スクープ大賞

小池新党「都議選圧勝」の未来──“ウルトラタカ派”は国政進出で、どう振る舞うか

 お次はフライデー。自民党議員の中川俊直議員(46)が前川恵議員(41)と真夜中の密会を続けていると報じている。中川議員は3人の子持ち。目撃されたのは2月28日、夜7時過ぎ。渋谷区にある高級マンションから2人が姿を現し、近くのカフェレストランで食事。食後また、同じマンションへ帰って行った。2人の出会いは前川議員が初当選した14年12月。中川議員の父親は内閣官房長官や党幹事長を務めた中川秀直。中川議員は元テレビ東京政治部記者だそうである。

 先輩として何くれとなく相談に乗っているうちに男女の仲になったのか。週に3~4回会うこともザラだそうで、フライデーも何度か目撃している。フライデーが直撃すると、男のほうははっきりしないが、女のほうは堂々としている。「深夜にマンションで会うことが疑いを招くという意識は、まったくありませんでしたね」

こういう神経の人間が国会議員だというのが、日本の政治の現実である。さて、森友学園問題は籠池理事長が辞任したが、それだけで収まりそうにないし、終わらしてはいけない。

 新潮によると、籠池夫妻は宗教団体「生長の家」の元信者で、国粋主義的な教育や、幼稚園の卒園アルバムを1万9,800円で買わせたり、縄跳びを100回、跳び箱8段を平気でやらせ、できないと準備室のようなところへ閉じ込め、真っ暗にして「監禁」するなど、教育者としての資質の問題もあるという。その新潮に興味深い情報がある。共産党が明らかにした籠池と鴻池元官房副長官との面談記録のネタ元は、当事者である鴻池であり、その真意は、鴻池が支持する麻生副総理への側面支援というものだったというのである。

「麻生政権の夢よ再びとの思いがあればこそ、大嫌いな共産党にネタを持ち込む暴挙に出たんです」(官邸関係者)

 先週、籠池と近畿財務局をつないだのは私だと文春に告白した川田裕介なる人物は、森友学園問題が本線である「麻生-鴻池」ラインにたどり着かせてはいけないから、自分が防波堤になると近しい人間に電話をかけていたと新潮は報じている。

 それで麻生が森友学園問題について、政治家は「国有地の払い下げとか、いろんな陳情を聞き、それを近畿財務局、大阪航空局につないでやるのは普通のこと。それをするのが仕事の一つだ」と語った真意がわかろうというものだ。

 だがこうした川田の思惑も、鴻池の「自供会見」で「吹き飛んでしまった」(新潮)のだが。

 今は確定申告の時期だが、森友学園に対する国有地払い下げの責任者だった迫田英典財務理財局長は、現在、国税庁長官の座にいるため、確定申告に影響が出るのではないかと、国税庁中堅幹部がぼやいていると新潮は報じている。

「『国益』の損失に関与していたかもしれない人物が、あろうことか国税庁長官を務めている。もはや、ブラックジョーク以外の何物でもない」(同)

 盟友の麻生も安倍失脚後を想定して動き出したようだから、安倍にとっては心安らぐことはないのだろう。

 現代は、籠池だけではなく、安倍が「親友」といってはばからない、加計孝太郎がトップを務める学校法人加計学園グループが、淡路島ののどかな町に、民間業者を差し置いて、12年にタダで土地と建物を含め30億円近いものを手に入れたと報じている。

 そこには昨年5月、グループの岡山理科大の新校舎が完成し、安倍はビデオレターで祝辞を寄せ、昭恵夫人はグループの運営する保育施設「御影インターナショナルこども園」の名誉園長に就任している。

 しかも、このグループが運営する学校には、自治体が乏しい財源を割いて、補助金を出しているというのである。これに裏がなければおかしいと思うのは、私だけではないだろう。愛媛県今治市には、やはり岡山理科大学の獣医学部をつくるという話が、とんとん拍子で決まったという。加計の息子は鹿児島大学の獣医学部を出ているそうだ。現代ならずとも、どう考えても不自然である。現代のいうように「安倍のお友達のレベルが低すぎ」る。類は友を呼ぶということだろう。

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