NON STYLE・井上裕介、復帰は「決まっていない」発言も、水面下では“月内復帰”に向けて……
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ひき逃げ事件を起こしたお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が3月7日の謝罪会見で、仕事復帰については「決まっていない」としたが、メディア関係者の間では、すでに「よしもと漫才劇場」を有力とする舞台出演が決まっているという話が飛び交っている。
「『舞台での復帰は決まっている』と、吉本の人が言ってたからね。舞台といえば、常設劇場のことだろう。復帰当日はマスコミが押し寄せるだろうから、今回の事件も結果的には宣伝になって、謹慎による損失を取り戻すことになるのでは?」(吉本興業と付き合いのあるテレビディレクター)
井上は昨年12月、東京・世田谷を運転中、タクシーと衝突して運転手にケガを負わせながらも、警察への通報や救護措置を取らずに現場から逃走。道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検された。
ただ、全治2週間のケガを負った運転手とは事故後に示談が成立していたことを考慮され、6日に東京地検から不起訴処分とされた。
会見では涙ながらに後悔と謝罪の弁を繰り返していた井上だが、どうやら不起訴による早期復帰は織り込み済みのようだ。
「ただ、世間の印象はよいとはいえず、すぐにテレビ番組への起用とはいかない。舞台で、“いかにもイチからやり直す”という感じを演出するんじゃないかな」(同)
“印象がよくない”というのは、会見で「事故を起こした感覚はなかった」とする井上の姿勢に対して批判があることだ。井上は事故を起こしたことをその場では気づかず、帰宅して車の傷を見て思い当たったという説明をしていたが、当初は警察に「世間に知られたら大変になると思った」と、逃走を認める供述をしていた。会見でも、それをにおわせるような言葉を漏らしている。
「目の前のタクシーを追い抜こうとしたときに、ひょっとしたら当たったのではないかなという感じはありました」と井上。自宅に戻って傷を見て事故を確信したとはいうものの、事故の瞬間に同乗していた芸人に「降りて確認したほうがいいんじゃないか」とまで言われていたことも告白している。
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