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日刊サイゾー トップ > 海外  > 小学生向け性教育の教科書がエロ本

小学生向け“性教育の教科書”がまるでエロ本!? 保護者が激怒した、露骨すぎる中身とは……

 あまりにも露骨な内容に、画像をアップした母親は「もし子どもが家に帰ってきて、声を出して教科書を読み始めて“パパの陰茎がママの膣に入ります”なんて言いだしたら、親はどんなにビックリするか」と憤っている。

 ネット民たちの間でも議論が巻き起こり、「子ども向けのエロ本かよ」と言う者もいれば、「大げさに騒ぎすぎ。外国には、似たような性教育をしているところもある」「子どもは、そんなにややこしくとらえない。大人が複雑に考えすぎなだけ」と、教科書を擁護する声も出ている。

 事態を受け、教科書の出版元は声明を発表。「教科書はあくまでも学校の教材であり、厳格な審査を受けている」としている。

 日本でも子どものうちから性教育をすべきかどうかについては、親からの反対意見も多くあり、結論が出ていない。また、子どもへの性教育が進んでいると思われるアメリカでさえ、セックスをしたことがないのに「妊娠した」と言う女性が200人に1人の割合でいたという調査結果があり、それは親からしっかり性教育を受けなかったために性知識が未熟で、何がセックスかもわかっていないからだと分析している。

 子どもに対する性教育というのは、どこの国でもなかなか難しいようである。
(文=佐久間賢三)

最終更新:2017/03/11 16:00
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