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日刊サイゾー トップ > 社会  > 元女囚が語る“陰部摩擦罪”

「コッペパンを踏みつけて硬くして挿入」も!? 元女囚が語る“陰部摩擦罪”に、現役刑務官は何思う

 昨今、こうした「元受刑者」がテレビで取り上げられる機会は増えつつあり、約2年前の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では「かつて刑務所に入っていたオンナたち」として元服役囚の女性5人が出演。こうした番組の反響は高く、「昔に比べて元受刑者が堂々と経験談を語るようになってきている」と刑務官。「前科者がテレビで犯罪自慢のようなことをするのはどうなんでしょう。まるで武勇伝のように話していて違和感もある」とも話した。

 一方、イベントに出演した刑務所事情に詳しい作家の影野臣直氏はこう反論した。

「今回のようなイベントでのトークは決してふざけてやっているわけではなく、普通に暮らしている人たちには知る機会がない内情を伝えているもの。日本ではいまだ『一度刑務所に入ったら人生おしまい』という考え方が根強いですが、世の中が受刑者の社会復帰を支援し、こうした経験談も含めて受容してくれるように変わるのは良いことでしょう。元受刑者の反省と決意、新たな一歩を踏み出した姿を見られると思います」

 確かに刑務所から出て社会復帰した人間が、こうして隠れもせず自分の考えを述べ、それを社会が把握できるのはデメリットがあるものではないだろう。唯一、刑務官が“女囚対策”の参考にしてしまうところは、受刑者にとってマイナスかもしれないが……。
(文=大山清/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/03/10 20:00
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