故・尾崎豊さんの遺品詐欺でも暗躍か……ミニスカポリスの“ギャラ未払い騒動”黒幕とされる「N氏」とは?
#芸能 #アイドル
元メンバーから告発されているミニスカポリスの給与未払い騒動で、グループの運営者が過去、故・尾崎豊さんの遺品を遺族に無断で転売する詐欺で逮捕された人物である可能性が出てきた。
「最近の若い女性は事件を知らないだろうから当人を信じちゃったんだろうけど、古い関係者は距離を置く問題人物ですよ」
そんな話が関係者から聞かれるのだが、一体どういうことか。
ミニスカポリスは1996年に、プロデューサーの高橋紀成氏がテリー伊藤とテレビ東京系の番組『出動!ミニスカポリス』を立ち上げてスタートしたもの。初代からさとう珠緒、3代目からは大原かおりを輩出した人気ユニットだが、2月下旬、17代目の元メンバーである橘しおんが給料未払いを告発。事情を知る人物は「現在の責任者は、過去の運営者とは別のN氏」と話す。
「Nさんは90年代にZARDやT-BOLANなどが生まれた通称“ビーイング”世代の音楽関係者で、本人はTUBEのプロデューサーだったと名乗り、絵本から人気キャラとなった『すしあざらし』の産みの親だとも言っていました。実際のところはわかりませんが……というのも、尾崎豊の遺品詐欺事件で、すっかりうさん臭い人だと見られてしまっているからです」(同)
こう証言するのは、N氏と過去にアイドルユニットを共同プロデュースしていたこともある音楽関係者だ。その事件は、映画プロデューサーだったN氏が98年、故・尾崎豊さんの遺品を遺族に無断で譲渡するとして1億4,500万円を騙し取ったという詐欺で、東京地裁では裁判官に「不合理な弁解をして反省していない」と、懲役5年の実刑判決を下されていた。
「それでもNさんは懲りずに芸能界で仕事をしていて、ミニスカポリスの前に『アイドル☆ピット』というキャバクラ嬢で構成されるユニットに関与していました。少し前には、ミニスカポリスのメンバーたちを集めて説教をしたりと、プロデューサーとして振舞っていました。ただ、大久保のコリアンタウンに住んで質素に生活しているみたいで、お金には困っている様子でしたね。昔はウェスティンホテル東京など高級ホテル住まいで、優雅な生活を送っていたんですけどね」(前出音楽関係者)
被害を訴えた橘は、昨年8月からメンバーとして活動していたが、Twitterで「本来ならギャランティをいただいた時点で速やかに卒業発表するつもりでした。しかし、その支払いが延滞に延滞を重ね現時点で全額の3分の1にも達していません」と暴露。未払いをしているのはプロデューサーだと明かしており、これがN氏である可能性はある。
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