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日刊サイゾー トップ > 海外  > THAAD配置で中国が嫌韓ムード

不買運動に自動車破壊も……THAAD配備で中国が嫌韓ムード一色に!

 韓国のある旅行会社では、3月3日の1日だけで、中国行き観光客の予約率が通常の80%まで減少。150人も旅行をキャンセルしたという。

 韓国人が中国旅行を躊躇する理由について、韓国旅行業協会会長は、中国国内での安全や不利益を心配するケースが多いとしながら、「一部には国家間のプライドの問題として考える人々もいる」と語る。中国の“嫌韓”感情に対し、韓国人の中には“嫌中”で立ち向かう人々がいるというのだ。
 
 実際、中国での嫌韓感情の盛り上がりに対する韓国ネット民の反応を見ると、「中国旅行は中止しよう」「目には目を、歯には歯を!」「私もチャンケ(中国人の蔑称)が嫌いです。交流するのはやめよう」「他国はシステマチックに対応するのに、我が国は報復もせず、対応も打たないままだ」などと、嫌中感情をあらわにした発言が目立つ。

 振り返れば2012年には尖閣諸島問題をきっかけに日中関係が悪化し、中国で反日感情がヒートアップして連日のデモや日本企業に対する放火・略奪にまで発展したが、韓国では今回の騒動がその再現にならないかと懸念されている。

 もっとも、「目には目を」と対抗しているようでは、先行きが不安になるが……。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・韓国人の好感度は中国61%>日本25%…それでも韓国が中国に複雑な思いを抱くワケ
http://s-korea.jp/archives/8798?zo
・「もう二度とごめんだ!!」 中国人観光客が韓国にガッカリする理由とは
http://s-korea.jp/archives/9277?zo

最終更新:2017/03/08 21:00
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