揺れる堺市長選……元読売テレビ・清水健アナ“維新から出馬”をめぐる炎上の行方
#アナウンサー #選挙
「13年に出馬要請があった前後、清水アナは出演番組で維新寄りの意見を口にしていて、番組を使って出馬の前宣伝かと批判を浴びていました。本人は『私と維新の会はあくまで取材対象の関係』と言ってましたけど、14年には橋下徹市長が大阪都構想を論議してきた法定協議会を打ち切りにしたことを、番組で『打ち切ったのは維新以外の会派』とウソを言うなど擁護し、Twitterで『維新偏向発言を止めろ』と本人に抗議する人もいたほどです。以前、維新の候補、松浪健太が演説しているところに現れて激励していたり、維新の馬場伸幸幹事長と市内を挨拶まわりしていたこともありましたし、出馬オファーに対しても即答せず一旦保留にするなど、維新からの出馬意欲を否定すればするほど白々しいんです」(同)
1月の退社後、3月に予定される清水アナの講演会を維新の議員がTwitterで拡散するなどの動きもあったが、「維新も姑息な考えがあって、清水氏を出馬ギリギリまでメディアなどに出して知名度アップさせたい方針があるようにも見えた」と記者。
清水氏は退社時の会見で、涙ながらに「基金活動を行政に生かすことは考えていない」と言っていたが、もしも出馬すれば、こうした話もウソだったことになってしまう。
「清水さんはナルシストなところがあるので批判に敏感で、出馬しなくても、風向きを見て尻込みしたと見られてしまうでしょうね」
一部報道では、清水アナが講演の主催者らに謝罪しているという話だが、あるテレビプロデューサーは「フリーアナとして起用したいが、出るのか出ないのかハッキリしないから声をかけられない」とも言っている。本当に出馬しないのなら、あらためて「今後も一切政治家になる意思はないから、誘わないでください」とハッキリ断言したほうがいいかもしれない。
(文=李銀珠)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事