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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > フット後藤の写真はなぜ面白い!?
テレビ辛口研究所

フット・後藤輝基の「昔の写真」は、なぜ面白い!? 記者・ライターが明かす“写真芸”の極み

「後藤さんはツッコミが達者ですが、もともと周囲からイジられて輝くことの多いタイプ。イジられるポイントには、粋がっているところや、ダサさがありますよね。『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の『私服センスなし芸人No.1』企画でもグランプリを受賞していましたが、本当にダサい(笑)。スタイルのせいもあるのかもしれませんが、もはや『写真芸』といっていい領域です」

 さらに、関西のお笑い好きライターは言う。

「後藤さんの写真の面白さは、昔から関西では有名で、ようやく世間が追いついてきた印象すらありますよ」

 後藤の昔の写真イジリのルーツは、実は毎日放送の『ジャイケルマクソン』(2005~10年)だそう。

「もともと『フォトデニーロ』という企画の中で後藤さんの中学時代の写真が紹介されたとき、なんとも哀愁があって面白すぎて、それをきっかけに、強烈な過去の写真を持つ芸人を表彰する『ジャイケルフォトデミー賞』という企画が生まれたくらいなんです。後藤さんはそのズバ抜けた過去の写真の面白さから、もはや別格として『後藤顧問』と呼ばれていました」(同)

「売れてから、円 くなってしまった」ともいわれる後藤だが、「写真芸」のインパクトの強さ、キレの鋭さはバツグン。まだまだ眠っている「後藤の昔の写真」の魅力に期待したい。

最終更新:2017/02/28 08:00
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