“ドSすぎる”アウディ女、クルマではねた相手に逆ギレ・フルボッコ!
#中国 #東アジアニュース
中国人のマナーの悪さが各地で問題になっているが、それは交通マナーも例外ではない。中国でタクシーに乗っていると、接触事故が原因で大げんかしている光景をよく目にする。周りの迷惑を考えずに道の真ん中でおっぱじめるので、渋滞の原因にもなるのだが、自分の非を認めない国民性からか、時には激しいバトルに発展することも。
12日21時頃、安徽省阜陽市太和県で白のアウディが電動バイクと接触。運転していた女が被害者に暴行する動画がネットで拡散され、話題となっている。
動画を見てみると、女が倒れている男性に険しい剣幕で迫っている。男の容体を気遣う気配もなく、「(ケガ人を)装うのはやめろ。いくら欲しいんだ?」と、まるで男が当たり屋であるかのように問い詰める。男が「金の問題じゃない」と言い返すと、女は腹と顔を思い切り踏みつける。映画のシーンさながらだ。女はそれだけでは怒りが収まらないようで、顔にさらに数発、力いっぱい蹴りを食らわせていた。
「南方網」(2月16日付)などによると、事件後、女はクルマを置いて逃げてしまった。しかし、動画がネットに広まったことで、地元警察が調査に乗り出し、女は翌日出頭。20日間の拘留と2,000元(約3万2,000円)の罰金を科せられた。
ネットでは「ナンバープレートがあんなに折り曲がるほどぶつかっておきながら『ケガ人を装っている』だなんて、無理がある」「暴行は刑事事件だ。懲役3年から7年になるんじゃないの?」といった厳しい意見が多かったが、「この女性ばかりを責められない」と指摘するのは、上海在住24年の日本人男性だ。
「中国で信号を守るのは自動車だけで、歩行者はもちろん、自転車やバイク、電動バイクも9割以上は守らない。クルマが来ていないから信号を無視するというのであれば、百歩譲って許せますが、交通量の多い交差点でも平気で信号を無視するので、非常に危険です。中国では電動バイクに乗るのに免許が必要ないですし、法律的に事故が起きてもクルマのほうが立場が弱いので、当たり屋まではいかないまでも、“クルマにぶつかったら、金をもらえてラッキー”ぐらいには思っているかもしれません」
13億総当り屋か!?
(文=中山介石)
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