12歳で売られ、監禁→輪姦→出産……中国農村に今なお残る「女児買い」の壮絶
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中国では古代から「童養媳」(トンヤンシー)という習慣があった。これは、幼女を引き取り(多くの場合は、貧しい家から買い取った)、大きくなるまで育てたら、息子の嫁にするというものである。もちろん、現代は法律で禁止されているが、一部の農村ではまだ行われているようだ。
重慶市の農村出身の女性、馬泮艶(マ・ハンエン)さんは、家庭の事情で9歳の時に伯父の家で養われることになった。ここから、馬さんにとって悪夢のような人生が始まる――。
伯父の家でこき使われた末、馬さんは12歳の時に、今度は陳学生(チン・ガクセイ)という29歳の男の家に売られる。その後、馬さんは陳一家と共に福建省に出稼ぎに連れ出され、そこで陳に無理やり犯されたという。
福建省では、まだ12歳の馬さんを雇ってくれるところなどなく、3カ月後には重慶の故郷に戻された。そこで親戚にこれまでのことを打ち明け、一緒に警察に行き、陳に強姦されたと訴えた。しかし、馬さんを売った伯父が警察に来て「姪っ子は陳と結婚している」と証言したため、警察は家庭内のモメ事と判断。それ以上は不介入という姿勢を取ったので、馬さんは再び陳一家のもとに連れ戻されてしまった。
その後、陳は馬さんの足に鎖をつけ、家から逃げられないようにしたが、2カ月後に妊娠し、ようやく足の鎖は外された。出産後、馬さんは何度か家から逃げ出そうとしたのだが、そのたびに捕まって連れ戻されてしまう。陳の枕元にはムチが置いてあり、馬さんは常にそれで叩かれていたという。
19歳になった馬さんは、2人目の子どもを産んだ。実はその2年前から、陳の弟も馬さんを強姦するようになっており、生まれた子の父親がどちらなのかさえわからないような状態だった。
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