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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 田口淳之介、異例の“早期再始動”

元KAT-TUN田口淳之介、異例の“早期再始動”に見るジャニーズ事務所の弱体化

 ただ、田口の再出発に関しては、ファンの間では反応が割れている。

「辞めジャニが大手デビューしたってことは、円満退社だったってこと。遠慮なく応援できるよ」
「じゅんの(田口の愛称)大好きだったけど、KAT-TUNでなくなったなら別。素直に応援できない」
「どんな形でも応援するのが真のファンだもん。所属なんて関係ない」
「ほかのみんなに背を向けて勝手な行動したことは、今も許してない。KAT-TUNはまだ充電中なんだよ」

 これらは、KAT-TUNを応援するSNSサークルでのファンたちの会話から抜粋したもの。もとは同じグループ全体を応援することで団結していたファンが、いまや複雑な胸中でスタンスを分けてしまっている。参加者のひとり、30代女性は「意見が合わないとケンカになりそうだから、じゅんのを応援する人とそうでない人で分けないといけなくなるかも」と、サークルの分裂も示唆しているほどだ。

 しかし、そんなファンの動揺をよそに、業界内ではこれを「脱ジャニーズの全面解禁」と見る向きもある。ある芸能プロ関係者は「おそらく今後は、ジャニーズを辞めても今まで通りテレビに出るタレントが増えていくと思う。そうなるとジャニーズに依存しなくなるから、第2、第3のグループ分裂があるかもしれない」と話す。田口の再デビューは、ジャニーズファンにとって必ずしも喜ばしい結果になるとは限らないようだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/02/20 08:00
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