マカオの豪邸直撃取材でわかった、金正男氏の“脇の甘さ”「防犯カメラも、護衛もなし……」
2017/02/16 18:00
#北朝鮮 #東アジアニュース
パラボラアンテナ
屋上の人工芝
ある北朝鮮ウオッチャーは「朝鮮中央テレビはタイの通信放送を使って衛星放送されている。本国からつまはじきにされた正男氏だが、ちゃんとエアチェックしているのでは?」と話すが、母国への思いは強い様子だ。
建物に近づいてみると、窓にはカーテンがかかり、隙間から中を見たが、真っ暗で何も確認できなかった。屋上には人工芝が敷き詰めてあり、バーベキューもやり放題のようだ
市内にある正男氏のマンション
このほか、マカオ市街地にも正男氏所有のマンションがある。ここはカジノや飲み屋で遊んで、帰りが遅くなった時に利用するらしい。マンション管理人を直撃したが「(本人は)いない」の一言で追い返された。
香港の日本人駐在員で、頻繁にマカオで遊ぶという男性は「リスボアホテルのVIPルームに向かう通路で正男氏を見た。すごくかわいい女性を連れていたよ」といい、「マカオの遊び人ならば、一度は見たことがある有名人だよ」と明かす。
それにしても、自宅には防犯カメラがなく、護衛もつけていなかった模様。今回の暗殺劇は、自由奔放な正男氏の性格が災いしてしまったもののようだ。
(文・写真=金正太郎)
最終更新:2017/02/16 18:00
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