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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 料理研究家・星澤幸子が熱すぎる!?

まるでキャシィ塚本!? “たまに失敗しちゃう料理研究家”星澤幸子先生が熱すぎる!?

 その後の工程は省かれていたのでわからないが、おそらくほどほどに柔らかくなったところでお湯だけ捨て、溶けたチョコを練り合わせ、いちごに塗りつけたものと思われる。手っ取り早いのはわかるが、今どきの地上波にしては、なかなかに斬新な荒業だ。

 盛り付けでは、いちごに刺した串の余計な長さをハサミで切り落とす際も、10センチほどの串の破片がヒュンヒュンと辺りに飛散していく。真珠のネックレスをした、一見落ち着いた佇まいの熟年女性がまったくその光景を意に介さないことが妙に不気味で、どこかダウンタウン松本人志がかつて演じた「キャシィ塚本」のようだ。

 周りが慌てても、「飛びますね」とか「人がいなければ大丈夫」とマイペース。いつもの料理コーナーは5分ほどのため、テンパっているように見える回もあるのだが、この日は収録だったためか、逆に落ち着き払ったさまが不気味さを醸し出していた。

 ネット上の視聴者の声を見てみると、「星澤先生、またやらかした?」「あの人北海道から出したらダメよ」などと心配(?)する声がある一方、「熱湯ぶっかけたやつ驚いてるね、あれいつもだから」「いつもの星澤先生だった」「通常営業」などと、結局おなじみの様子であったことがうかがえる。

 YouTubeには「星澤幸子 クッキングチャンネル」なる公式と思しき動画があるのだが、おそらくスマホを縦にして撮影しているため、画面の3分の2は真っ黒のまま。スマホ用の仕様なのかと思ったら、途中から突如、横画面になったりしており、こうした不手際さえ、なぜか先生らしいと思えてしまうから不思議だ。

 ちなみに、先生の名誉のために言わせていただくと、15年以上前に『どさんこワイド』のコーナー出演回数がギネス認定されたり(現在6,000回を超える)、2000年に宇宙飛行士・若田光一氏の宇宙食を開発したり(カレーごはん)、ほかにも「東久邇宮文化褒賞」や「北海道産業貢献賞」など、数々の受賞歴を持つ見事なキャリアの持ち主。もちろん、地元の講演やイベントなどでも大人気である。

 経験と人柄に裏打ちされているからこその、時折見せる笑える「失敗」の数々。これからも、先生の活躍に期待したい。
(文=西瓜一)

最終更新:2017/02/16 17:13
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