入浴中にチャイナボカン! 浴室湯沸器爆発による全身大やけど事故多発で、死者も……
2017/02/13 14:30
#中国 #東アジアニュース #チャイナボカン
病院に搬送された男性、顔面が赤く膨れ上がっているのが写真からもわかる
これまで当サイトでは、携帯電話や電化製品、果ては家具やトイレに至るまで、数々の“チャイナボカン”について報じてきたが、今度は浴室用湯沸器が爆発した。
香港のニュースメディア「東網」(2月7日付)によると、広東省肇慶市内の住宅で24歳の男性がシャワーを浴びていたところ、突然、湯沸器が爆発。男性は全身の40%に大やけどを負い、現在も治療中で、危険な状態が続いているという。
男性の両親は事故発生当時の様子について、地元メディアにこう答えている。
「夜、息子がシャワーに入ったかと思ったら叫び声が聞こえて、慌てて浴室に駆けつけると、床に倒れていた。すでに顔も全身も、灰色になっていました。すぐに病院に搬送しましたが、集中治療室に入るには1日当たり1,000元(約1万6,000円)かかるとのことで、泣く泣く一般病棟で治療を受けています」
全身に水ぶくれができてしまっている。これほどの重傷にもかかわらず、経済的な理由から一般病棟に入院しているのだ
鄭州市内のサウナで爆発した業務用の湯沸器
中国ではこれまでにも湯沸器の爆発事故が頻発しており、死亡事故まで発生している。昨年12月には、深セン市の住宅に取り付けられていた浴室用湯沸器が爆発し、入浴中だった男性が全身の90%に大やけどを負った。この湯沸器は購入後、わずか1カ月しかたっていなかった。さらに、河南省鄭州市のサウナ店では、15年9月に業務用の湯沸器が爆発し、周りの建物や車を吹き飛ばしただけでなく、死者まで出すという大惨事となった。
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