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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > キムタク『A LIFE』医療界から批判

木村拓哉『A LIFE~愛しき人~』医療界から批判殺到……その裏に“監修者”と日本医師会の対立も

「『ドクターX』では 日本医師会が監修を務めているので、医師から異論が出ていないだけです。『A LIFE』は、天皇陛下のオペをした心臓外科医の天野篤医師(順天堂大学教授)が監修していますが、天野さんは医師会に対しても歯に衣着せぬ発言をする、業界では異端児といわれる人物。敵も多いので、彼の監修には口を挟みたい人が多い」(同)

 なんと、医療界の人間関係がドラマ批判の大小につながっていたというわけだ。

 確かに過去のインタビューで天野氏は、自分より2倍の時間を要した手術を行った病院を批判。「手術時間が長ければ、それだけ患者に負担がかかる」として「早い・安い・うまい」をモットーに効率的な手術をしていることを自慢していたが、これには同業の医師から「早さを競うようになったら危険」と異論が噴出したという。

「内々に対立を生んでいた背景があるから、日本医師会の顔色を見た医師や医療ライターは、キムタクのドラマだけ批判をしますよ」(前出医療ジャーナリスト)

 ただ、テレビドラマはリアリティがあろうがなかろうが、視聴率がすべての世界。『A LIFE』は何より数字を取らなければ、手術に成功しても“失敗作”と呼ばれるだろう。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/02/13 08:00
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