【反アパデモ】右翼団体の妨害からデモ隊を守る日本警察の姿に、中国人が感銘「これが民主主義か!」
2017/02/10 14:00
#中国 #東アジアニュース
デモを妨害する右翼団体構成員を排除する日本の警察の姿は、中国人にも感銘を与えたようだ
客室に南京大虐殺を否定する書籍などを置いていたことで、中国人からの反発が広がっているアパホテル。2月5日には、東京都内で在日中国人による抗議デモが行われたが、中国国内でも各メディアが大きく取り上げている。中でも話題となっているのは、中国共産党機関紙「人民日報」系の国際情報紙「環球時報」が2月6日に中国版Twitter「微博」でリツイートした、デモ参加女性の投稿だ。
そこには、日本と中国の国旗をあしらったマスクをした本人の写真とともに、こんな文章がつづられている。
「私たちは中国が好きだし、日本も好きです。今日のデモは滞りなく進み、全員が無傷。日本の警察には本当に感謝しています」
それに対し、中国のネトウヨが「待ってました!」とばかりに反応。「日本が好き」という表現が気に入らないようで、「豚や犬にも劣る。恥知らず!」「日本を恨むか中国を愛するか、選択は二つに一つ。この女はダブルスタンダードだ」「本当に愛国というなら、すぐに帰ってこい。でなければ、一生日本にいろ。せいぜい売春婦にならないようにな」「日本の公権力に守られて、何がデモだ!?」といった、批判的なコメントが書き込まれた。
さらに、「(南京大虐殺が捏造だというのであれば)広島と長崎に原爆を落とされたのも捏造だと思う」「日本の極右は少数派かもしれないが、安倍首相が右翼だということを忘れるな!」などと、日本に対する批判も忘れてはいない。
2012年の反日暴動の時には、ネット上は日本への敵意をむき出しの書き込みであふれたが、上海でコンサルタントをしている日本人によると、今回は少し様子が異なるようだ。
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