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ベテラン海外ドラマライター・幕田千宏の「すごドラ!」

ジャック・バウアーなしで大丈夫!? 人気海外ドラマのスピンオフ3選

YouTube「FOX NETWORKS」より

●『レギオン』

 現在のアメリカのエンタメ界では、映画とドラマの垣根を越えたアメコミ作品のユニバース化がどんどん加速している。それに伴い、アメコミ作品のドラマ化も相次いでいるが、そんな中、ついに登場したのが人気シリーズ『X-MEN』のドラマ版『レギオン』だ。特殊能力を持ったミュータントたちの活躍を描いた『X-MEN』は日本でも人気のシリーズだが、その原作コミックの世界観をベースに、新たな『X-MEN』物語が幕を開ける。

 主人公は、X-MENたちを率いたプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア教授の息子デヴィッド・ハラー。幼い頃から幻覚や幻聴に悩まされ、統合失調症の疑いで精神科病院に入院していた彼だが、その原因が、実は彼の中にある強大な力によるものだったことが明らかになっていく。地上最強のテレパスといわれる父の血を受け継いだ彼の能力“レギオン”とは、果たしてどんな力なのか? その謎をめぐるサスペンスを緻密に描き出していくのは、ドラマ『FARGO/ファーゴ』が高く評価されているノア・ホーリー。主人公デヴィッドを演じるのは、やはり人気シリーズ『ダウントン・アビー』のマシュー役で注目を集めたダン・スティーヴンス。そして映画版で第1作から最新シリーズまで手掛けている映画監督のブライアン・シンガーら強力なクリエイター陣が集結と、この布陣だけでもかなり期待値の高い作品だが、映画版と世界観を共有しながらもよりダークでミステリアスになったストーリーと、その映像表現にも注目。こちらも全米とほぼ同時放送という気合の入った1作だ。

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