テレ朝「昼ドラ枠」復活で“聖域”崩壊……『ワイド!スクランブル』橋本大二郎にメス?
#ドラマ #テレビ朝日 #石坂浩二
テレビ朝日が4月より、脚本家・倉本聰と組んで昼ドラマ枠を復活させる。放送は情報番組『ワイド!スクランブル』を20分削って『徹子の部屋』に続く、平日午後0時30から。ドラマの制作関係者は、これに注目しているという。
「次々と地上波からドラマ枠が撤廃される中で、希望が大きいです。ここが成功すれば、その後もドラマ枠が定着するのですからね」とベテラン脚本家。
そのドラマ『やすらぎの郷』は、主演の石坂浩二が元妻・浅丘ルリ子と離婚後初共演し、ほかにも加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、藤竜也、ミッキー・カーチス、八千草薫、草刈民代、名高達男、風吹ジュンといった大物の熟年俳優・女優がズラリ。かなり制作費をかけた豪華布陣となっている。
それもそのはず、同時間帯はフジテレビ系『バイキング』や日本テレビ系『ヒルナンデス!』、TBS系『ひるおび!』など各局が情報番組を生放送する激戦区だが、これら主婦対象とは色を変え、シニア向けのオリジナル作品で勝負する意気込みだ。
「業界人は、力の注がれた枠にはなんとしても割り込みたいと思うので、おそらくは今後、このドラマの後枠を狙う企画オファーがこぞって持ち込まれるのでは」(同)
ドラマ制作側が歓迎の色を見せる一方、放送時間を減らされる『ワイド!スクランブル』は視聴率がいまひとつ伸び悩んでいることから、「スタッフが肩身を狭くしている様子がある」と放送作家。
「20年続く番組なので、ここを大きく変えようと言いだす人はいない。いわば“聖域”化してますが、もしドラマが大成功すれば、状況は変わると思います。キャスターの橋本大二郎さんは、テレビ朝日のトップと親しい関係から起用された方ですが、こういう“お友達人事”には反発もある。テコ入れでの人事交代もないとは言えないでしょう」(同)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事