成宮氏引退問題で“爆弾発言”のザ・グレート・サスケが「江角マキ子」「トランプ」「安倍政権」もメッタ斬り!?
#インタビュー #成宮寛貴
■江角、トランプ、安倍政権……
――サスケさんは芸能界通でもありますが、1月23日、女優の江角マキコさんが引退を表明しましたが、どう思われますか?
サスケ 衝撃ですね。私は江角さんと面識はないんですが、あの報道には興味をもってますね。お相手の方が詐欺師であると……。詐欺師なのにいいのかな? 詐欺師が野放しになっているんですから。
――世相を斬るってことで……。アメリカの新大統領に就任したドナルド・トランプ氏が、サスケさんの第2の故郷ともいえるメキシコとの国境に壁を造ると発言していますが……。
サスケ 国境の壁に関しては、もう実際に壁みたいなものがあります。でも、登れたり、すり抜けられたりする壁なんです。その発言にはたいして驚きもしませんね。基本的にはトランプさんの政策には賛成です。だって、そもそも不法移民は文字通り違法なんだから。法を犯してるんだから、ダメなものはダメです。もっと言えば、不法移民はビザ泥棒。ビザなしで生活しようとしてるわけです。トランプさんの表現は衝撃的すぎて、イメージが悪くて、デモとか起きたりしてますけど、正論ですよ。
――国内に目を向けて、元政治家として、安倍(晋三)首相の政治をどう評価されてますか?
サスケ 私は2度と政治には復帰しないつもりですし、評価するほど偉くはないんですが……1度自民党が野党に転落して、与党に返り咲いた。野党時代の悔しさをバネに今がんばっておられるんじゃないですかね。基本的にはいいと思いますよ。ただ、TPPの問題だったり、憲法九条の問題については、どうかな?と思う点はありますけど。でも、偉そうに言うつもりはないんで、「がんばってください」と言うしかないですね。
■本業のプロレスは「50代からが全盛期」
――それでは、本業のプロレスの話になりますが……今後やっていきたいことはありますか?
サスケ 私はケガがあちこちにあって、ボロボロなんです。今年の7月で48歳になりますけど、あと2年はボロボロの状態で闘って、50歳になったら、すべて手術して治して、体をクリーンナップして、「サスケは50代から全盛期なんだよ」ってとこを見せたいですね。今そういうプランを考えています。
――具体的な故障箇所は?
サスケ 左の背中の骨が割れてまして、右ヒザのじん帯が完全断裂しています。
――みちプロでは世代交代が進んで、最近のサスケさんはメーンイベントではなく、中盤あたりの試合に出ることが多いわけですが、時代を戻したいという考えはありますか?
サスケ やはり、心のどこかにそういう思いはもってます。でなきゃ闘う意味がないですから。でも現状は現状でいいと思うんです。若い選手がトップを張るのは、もう自然な形。だけど、1年に1度なり、2年に1度なり、ときどきのトップを張ってる選手とシングルマッチでやらせてもらって、今の私がどれだけ通用するのか、腕試し的な闘いはしていきたいですね。ただ、「時代を戻したい」とまでは考えていません。
――みちプロ内でもいいですし、他の団体でもいいんですが、「この選手とやめるまでに闘っておきたい」という選手はいますか?
サスケ 今の話で言うと、若い世代ではなくなってしまいますが、みちプロ内部では、フジタ“Jr”ハヤトが名実ともにトップですから、彼とはシングルで闘いたい。今の話の主旨とは若干変わっちゃうんですが、同世代、先輩で言えば、(獣神サンダー)ライガーさん、大仁田(厚)さんとは、もう1度と言わず何度でも闘いたいですね。
――何歳ぐらいで引退したいという考えですか?
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