『スター・ウォーズ』に高田馬場が登場していた!? 名前のルーツを探る!『知っているようで知らない「ネーミングの謎」』
2017/02/02 22:30
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一方で、日本国内で使えても海外では使えないという名称もある。1919年の発売以来、長年愛されている「カルピス」。もともと、カルピスという名称は、原材料である牛乳に含まれる「カルシウム」の“カル”とサンスクリット語で醍醐味を意味する「サルピルマンダ」をくっつけて、語呂を調節したもの。その後、海外進出をはたすカルピスだが、英語圏では「カルピス」が「カウ(牛)ピス(おしっこ)」と聞こえてしまうために「カルピコ」となっている。
また、こちらも親しみのある江崎グリコのお菓子「ポッキー」。英語圏ではポッキーそのままだと、男性器を意味してしまうため、ヨーロッパで人気のテーブルゲーム「ミカド」にそっくりなことから、そのまま「ミカド」という名称に変更されて販売されている。
ほか、国内の企業に多い「フジ◯◯」「サン◯◯」企業それぞれの全く違う由来や、濁音を入れるとヒットするというジンクスの解説など、驚くべき知識が網羅。名称の由来を調べていくと、我々の生活には、さまざまな歴史と結びついていることに気付かされるだろう。
最終更新:2017/02/02 22:30
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