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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 【珍スポ】ファンタジー童話村
傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.17

トリップ必至!? 濃厚すぎるファンタジーワールド「松月洞童話村」

トリップ必至!? 濃厚すぎるファンタジーワールド「松月洞童話村」の画像1夢であってほしい

 童話村のことを聞いた時は、正直「またか……」という思いしかなかった。

 お年寄りしかいない寂れた町や、いわゆる貧民街を、「アート」と称する派手なばかりの壁画で埋め、観光客を呼び込もうとする手法は、韓国では実にありがちだ。

 前回の碑石文化村(参照記事)のように、日本人の墓石の1つや2つあればいいのだが、壁画だけでは珍スポと言うには物足りず。むしろ美大生が描いたようなしょぼいイラストで、せっかくの趣が台無しになった古い町を数多く見てきたものだ。

 だから仁川駅前の「松月洞(ソンウォルドン)童話村」も、似たり寄ったりだろうとタカをくくっていた。

 しかし、その町が近づくにつれて、私の思いは間違っていたことを知る。

トリップ必至!? 濃厚すぎるファンタジーワールド「松月洞童話村」の画像2ゲートの向こうは童話村。遠目に見ても、浮かれっぷりが異常
トリップ必至!? 濃厚すぎるファンタジーワールド「松月洞童話村」の画像3城まで建てちゃう?
トリップ必至!? 濃厚すぎるファンタジーワールド「松月洞童話村」の画像4一般住宅が並ぶ細道までハイテンション

 壁画だけにとどまらず、町の至るところに、ものすごい密度で立体物が投入されている! これはアートなんかじゃない。むき出しのファンタジーそのものだ。

 そして特筆すべきなのは、店舗がある大通りばかりではなく、一般住宅しかない細い通りまでファンタジーに侵食されているということ。住民たちは、どんなテンションで毎日を過ごしているのだろう?

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