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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

『ローカル路線バス』太川・蛭子コンビに「復帰熱望」殺到も、テレ東“難航”の深いワケ

 そんな蛭子に対して、年齢は下だが、芸能界では先輩の太川が見かねて、たびたび注意していたが、馬の耳に念仏。そのうち太川は蛭子を毛嫌いするようになり、2人の距離感は微妙なものになっていたようだ。

 そんな中、蛭子は「もう年だから、3泊4日の過酷ロケはきつい」との理由で番組卒業を発表したが、ギャラの安さも降板を選んだ一因といわれている。

 太川は1976年にアイドル歌手としてデビュー。テレビ界での実績もあり、番組でも進行役的ポジションを務めることから、1本あたりのギャラは数十万~100万円。対して、本業が漫画家の蛭子のギャラは、その半額程度だという。コンビを復活させるためには、蛭子のギャラアップが必須だが、蛭子のギャラを上げれば、太川のギャラも上げなければならない。

 太川には、心の離れた蛭子とのコンビ再結成を了承してもらい、蛭子には魅力的なギャラを提示しなければならないとなると、テレ東がクリアすべきハードルは高い。凸凹コンビが再び見られる日は、やって来るのだろうか?
(文=本多圭)

最終更新:2017/01/26 12:00
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